突発性難聴専門 さいとう難聴鍼灸院です。
突発性難聴を含む感音性難聴は、耳鼻科ではなかなか改善が期待できないことから鍼灸院に来院することが多い難聴です。
感音性難聴とは病名ではなく分類名です。音を感じ取る内耳以降の感音器官に異常をきたしたことによる難聴で、音のボリュームが小さいという聴力低下だけでなく、耳鳴りや自声反響、耳閉感、音程の狂いなど複雑は症状を呈します。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190719/12/sumiyoshi-tibet/7b/c9/g/o0521020714506491286.gif?caw=800)
図引用 https://www.nihonkohden.co.jp/ippan/audio/hearing.html
感音性難聴の詳しい病態は解明されておらず、そのため有効な治療法もないので耳鼻科での治療も効果があまり期待できません。
感音性難聴は内耳以降の感音器官に異常をきたしている難聴で、音の聞こえる仕組みのどこに異常があるのかをある程度絞り込む必要があります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220215/16/sumiyoshi-tibet/1f/14/j/o0500031415075490375.jpg?caw=800)
図引用 http://www.jibika.or.jp/citizens/hochouki/naiji.html
音の聞こえる仕組みの上図の中で、感音性難聴は内耳、聴神経、脳、のどこかに異常が起きています。感音性難聴は詳しい病態が解明されていないため、その本当の原因を突きとめることは困難です。
患者さんの問診や検査などで、消去法によってある程度の原因箇所は推測できます。今回のテーマでいうと、不安感などの精神状態が脳の異常を引き起こし、感音性難聴につながることがあります。
今回は不安感による脳の異常と感音性難聴の関係性について解説します。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230114/21/sumiyoshi-tibet/7d/ba/j/o0509038415229906113.jpg?caw=800)
図引用 https://www.cloudseitai.com/column/column-290/
不安感というのはストレスです。ストレスは生きている限りは誰しも感じるものですが、このストレスをうまく発散できなかったり、長期間受け続けることでストレスのダメージが脳の自律神経を狂わせます。
正確にいうと、ストレスのダメージが頭蓋骨の縫合を歪ませ、脳の呼吸である一次呼吸を狂わせることから自律神経の機能を障害します。
一次呼吸が狂うと脳脊髄液が頭蓋内に過剰に貯留し、脳圧亢進状態が起きます。すると脳が水圧によって刺激され、自律神経が狂うということにつながるわけです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230115/20/sumiyoshi-tibet/ce/64/g/o0550029715230336642.gif?caw=800)
図引用 http://tokunaga-jiritsu.com/backnumber/b120413.html
脳圧亢進によるダメージは、脳の聴覚野にも異常を起こします。脳の聴覚野が脳圧亢進によって刺激されると電気系統に狂いが生じ、正常に電気信号を処理することができなくなり、耳鳴りなどの雑音を発生させたり難聴状態を引き起こすと考えられます。
また、脳脊髄液が内耳に流れ込むと内リンパ液となり、これが有毛細胞を動かす元となります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220311/08/sumiyoshi-tibet/24/07/j/o0614029015086097008.jpg?caw=800)
図引用 http://www.nanchou.jp/mottomotto.html
有毛細胞は内リンパ液の流れに合わせて「動く」ことによって聴力を作り出します。脳圧亢進状態が続くと有毛細胞の動きも低下し、電気信号をつくりだせず、難聴状態が引き起こされます。
このように、強い不安感が長期的に続くことは脳脊髄液の循環不良を起こし、自律神経の狂いから全身異常を引き起こし、また有毛細胞の動きの低下による難聴や耳鳴りを引き起こすことにつながるわけです。
不安感は本人の性格もあり、なかなかそれを変えていくことは難しいです。しかし、少しでも不安感を減らしていくことが難聴の改善にとっては非常に重要なこととなるので、そこは頑張るしかないでしょう。
今通っている鍼灸院なり病院なりで、そこに通うことで不安感が少しでも解消されることを願っています。
院長ブログはこちらをクリック
https://ameblo.jp/sumiyoshi-oketsu/
当院ホームページはこちらをクリック
突発性難聴を含む感音性難聴は、耳鼻科ではなかなか改善が期待できないことから鍼灸院に来院することが多い難聴です。
感音性難聴とは病名ではなく分類名です。音を感じ取る内耳以降の感音器官に異常をきたしたことによる難聴で、音のボリュームが小さいという聴力低下だけでなく、耳鳴りや自声反響、耳閉感、音程の狂いなど複雑は症状を呈します。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190719/12/sumiyoshi-tibet/7b/c9/g/o0521020714506491286.gif?caw=800)
図引用 https://www.nihonkohden.co.jp/ippan/audio/hearing.html
感音性難聴の詳しい病態は解明されておらず、そのため有効な治療法もないので耳鼻科での治療も効果があまり期待できません。
感音性難聴は内耳以降の感音器官に異常をきたしている難聴で、音の聞こえる仕組みのどこに異常があるのかをある程度絞り込む必要があります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220215/16/sumiyoshi-tibet/1f/14/j/o0500031415075490375.jpg?caw=800)
図引用 http://www.jibika.or.jp/citizens/hochouki/naiji.html
音の聞こえる仕組みの上図の中で、感音性難聴は内耳、聴神経、脳、のどこかに異常が起きています。感音性難聴は詳しい病態が解明されていないため、その本当の原因を突きとめることは困難です。
患者さんの問診や検査などで、消去法によってある程度の原因箇所は推測できます。今回のテーマでいうと、不安感などの精神状態が脳の異常を引き起こし、感音性難聴につながることがあります。
今回は不安感による脳の異常と感音性難聴の関係性について解説します。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230114/21/sumiyoshi-tibet/7d/ba/j/o0509038415229906113.jpg?caw=800)
図引用 https://www.cloudseitai.com/column/column-290/
不安感というのはストレスです。ストレスは生きている限りは誰しも感じるものですが、このストレスをうまく発散できなかったり、長期間受け続けることでストレスのダメージが脳の自律神経を狂わせます。
正確にいうと、ストレスのダメージが頭蓋骨の縫合を歪ませ、脳の呼吸である一次呼吸を狂わせることから自律神経の機能を障害します。
一次呼吸が狂うと脳脊髄液が頭蓋内に過剰に貯留し、脳圧亢進状態が起きます。すると脳が水圧によって刺激され、自律神経が狂うということにつながるわけです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230115/20/sumiyoshi-tibet/ce/64/g/o0550029715230336642.gif?caw=800)
図引用 http://tokunaga-jiritsu.com/backnumber/b120413.html
脳圧亢進によるダメージは、脳の聴覚野にも異常を起こします。脳の聴覚野が脳圧亢進によって刺激されると電気系統に狂いが生じ、正常に電気信号を処理することができなくなり、耳鳴りなどの雑音を発生させたり難聴状態を引き起こすと考えられます。
また、脳脊髄液が内耳に流れ込むと内リンパ液となり、これが有毛細胞を動かす元となります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220311/08/sumiyoshi-tibet/24/07/j/o0614029015086097008.jpg?caw=800)
図引用 http://www.nanchou.jp/mottomotto.html
有毛細胞は内リンパ液の流れに合わせて「動く」ことによって聴力を作り出します。脳圧亢進状態が続くと有毛細胞の動きも低下し、電気信号をつくりだせず、難聴状態が引き起こされます。
このように、強い不安感が長期的に続くことは脳脊髄液の循環不良を起こし、自律神経の狂いから全身異常を引き起こし、また有毛細胞の動きの低下による難聴や耳鳴りを引き起こすことにつながるわけです。
不安感は本人の性格もあり、なかなかそれを変えていくことは難しいです。しかし、少しでも不安感を減らしていくことが難聴の改善にとっては非常に重要なこととなるので、そこは頑張るしかないでしょう。
今通っている鍼灸院なり病院なりで、そこに通うことで不安感が少しでも解消されることを願っています。
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