突発性難聴専門 さいとう難聴鍼灸院です。


前回のブログでは、難聴に対する高気圧酸素療法の重要性について解説しました。今回は、高気圧酸素療法の効果が得にくい体質、つまりオ血体質の見極め方を解説します。




オ血体質かどうかを見極めるポイントは、
①細絡の存在
②舌下静脈の怒張
③刺絡療法の結果

から判断できます。


①細絡の存在



細絡とは、皮膚上に表れる微小循環の赤い線痕です。上記写真のイトミミズ様の赤い線が細絡です。細絡はオ血の存在を示すもので、体内にオ血が多く蓄積していることを意味します。


とくに首筋や肩甲間部に細絡が多く現れます。







②舌下静脈の怒張



舌裏の舌下静脈は、健康な人の場合は透明で目立ちません。しかし、オ血体質の場合は上記写真のように舌下静脈が黒く怒張します。


舌下静脈はオ血の色が透けて見えるので、黒く怒張しているのがはっきりとわかります。







③刺絡療法の結果




上記写真は刺絡療法によって吸い出されたオ血です。

通常の血液であれば液状であり、鉄分の錆びたにおいがするものです。しかし、オ血は老廃物が多い血液のカスですから、写真のようにドロドロのナメクジ様の物体となり、また鉄の臭いではなく廃油やたばこのような悪臭があります。




健康な人には刺絡療法を行ってもオ血はほとんど排出されません。ですから、写真のようなオ血が排出された場合、オ血体質だと客観的に判断できるわけです。







このように、上記①~③が高気圧酸素療法が効きにくい体質の判断基準となります。

いかにしてオ血体質を改善させ、有毛細胞が回復しやすい状態へと体を改善させていくのか。


当院では、こうした体質改善を目的とした治療を専門的に行っています。












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