スカイラインの果てに  -3ページ目

スカイラインの果てに 

登山を中心に、キャンプ・釣り・自転車(ロードバイク)等のアウトドアについて書いています。




【登山日】   2014年10月19日
【天気】    晴れ
【出発時気温】 10℃
【歩行距離】  9.52㎞
【歩行時間】  3時間54分
【消費カロリー】1168kcal
【高度上昇】  483m
【高度下降】  494m
【最大標高】  2035m


【コースタイム概要】

上日川峠~福ちゃん荘(27分)
福ちゃん荘~大菩薩峠(49分)
大菩薩峠~雷岩(58分)
雷岩~山頂(7分)
雷岩~福ちゃん荘(35分)
福ちゃん荘~上日川峠(20分)

※撮影で止まるので全体的にゆっくりペースです


【山行計画】というか思いつき

先日、富士山の初冠雪が確認されたので、
「紅葉と雪を被った富士山を同時に見る」
という企画で今回の登山を決めた。

富士が見えて、
なるべく富士に近くて、
紅葉のタイミングが合って、
100名山で、
となると、

大菩薩嶺

しかありません。


【2014年10月19日】

横浜の自宅を早朝3時半に出ました。

東名高速横浜町田ICから入り、
海老名JCTで圏央道へ。

そして圏央道から高尾で中央道に入り、
勝沼ICで降りたのが5時半頃です。

途中のコンビニで朝食をすませて
国道411で裂石方面に向かう。

ところが、
国道沿いに何やらイベント告知の案内が
ところどころに掲げられている。

走りながらなので正確には見えないが

10月19日(今日じゃないか!)
フルーツマラソンの為
大菩薩峠方面
交通規制
10時~13時

と、こんな文字が飛びこんできた。

要はマランソン大会があるから
一定時間車が通れませんよ
ということらしい。

裂石温泉周辺に車を止めて、
そこから登山するつもりだった。

しかし
登山を終えて車に戻っても交通規制で
1~2時間車を動かせない可能性がある。

ということで、予定を変更。

上日川峠(ロッジ長兵衛)に車を停めて、
そこから登山を開始することにした。


06:10 上日川峠の市営駐車場に着




半分くらい埋まっている感じだ。
ここは山小屋もキャンプ場もあるので、
泊り客の車も含まれているのだろう。

駐車場周辺で登山の支度をしている人は
ちらほらいるだけで、それほど多くはない。


駐車場周辺の紅葉は見ごろである。




06:30 登山開始

ロッジ長兵衛の脇から登山道は始まっている。




登山道と並行して車道もあるのだが、
どちらを歩いても福ちゃん荘に着く。

車道の方が歩きやすいので、
ウォ-ミングアップには良いかもしれません。
と言いながら、私は登山道を選びます。





登山道は多少の起伏があるものの、
福ちゃん荘まではゆるやかな登り基調です。


06:57 福ちゃん荘に着



ここの山小屋は70年代に、
赤軍派の学生が潜伏した山小屋として有名です。
しかし今見る限りそれを思わせるものは何もありません。

ただ昭和の遠い記憶を前に、
「今自分が目の前にいるんだ」と言い聞かせると、
なんとなく特別な場所のように思えてくる(気がします)。



小屋の前の広場は、
大菩薩峠と雷岩を分ける分岐です。
綺麗な公衆トイレもあります。

ここからが本当の登山という感じで、
皆さんここで装備を整えて登山を開始するようです。

安全祈願。
お地蔵さんに挨拶しておきます。



言い忘れましたが、
小屋の前の木立の中はテントサイトになってます。
林に囲まれた居心地の良さそうな場所です。
ここは一度泊ってみたいキャンプ場です。



07:03 福ちゃん荘を出発

多くの登山者は雷岩方面に向かいます。
あまのじゃくな私は大菩薩峠に向かいます。



大菩薩峠に向かう登山道は、
小型車なら十分に通れる広さの道です。

良く整備されていて、とても歩きやすいです。



07:07 富士見山荘を通過


その名の通り、
この小屋の前から富士山が見えます。
本日最初に見えた富士山でした。




07:12 勝縁荘を通過




数分毎に次々山小屋が現れます。

山小屋というよりも、
森の中にある洒落たカフェという感じです。
ここではモーニングコーヒーを出してくれるそうです。
通常400円のところを、
朝10時までは300円だそうです(2014年10月19日現在)。




小屋の裏には車が止まってました。
ジムニーが3台、森の中に止まっているのが
なんとなく愛らしいので撮りました。
こういう場所ではジムニーの独壇場です。

小屋の横に水場があると地図に書いてあったが、
それらしいものが見つからなかった。

ひょっとすると、
小屋の前を流れる沢が水場ということなのか?

ひとまず500mlの水を持っているので
汲まずに前進する。


福ちゃん荘~勝縁荘はほぼフラット。
勝縁荘の先は少し急登がありますが、
すぐに終わります。

その先は登り基調ですが緩やかです。


07:37 ベンチに着


大菩薩峠までのベンチはこの一か所だけです。
このベンチ左側の笹丘からはこんな写真が撮れます。





このコースは木が多いので富士山が見える場所は
限られています。




07:48 左手に熊笹の丘



この丘が見えると大菩薩峠は目の前です。
というか、この丘が大菩薩峠そのものです。
まもなく介山荘が見えてきます。


07:52 介山荘に着



大菩薩峠の尾根に建つ山小屋が介山荘です。
まるで山の中に突然商店街が現れたような構えです。

何も買わずに通り過ぎるのが悪いような、
登山者への訴求効果と導線を計算した絶妙な作りです。
(私はいたたまれずバッジを買いました)

ここは登山バッチのバリエーションが豊富で
12種類もありました。

「大菩薩嶺」バージョンと
「大菩薩峠」バージョンがあるので
バリエーションが多いようです。

さて、
商店街を抜けると大菩薩峠です。



07:52 大菩薩峠に着

尾根の上の展望の開けた場所ですが、
実は主役の富士山はここからは見えません。

尾根を進むとどんどん展望が開けてきます


西側に南アルプス(中央突起が甲斐駒ケ岳)


東側に奥多摩の山々(中央が大岳山)


南東に丹沢(中央の薄く見えるのが蛭ヶ岳かな?)


南西に富士


08:13 親不知の頭



ここは大菩薩峠から少し登った場所になります。
ここからは雷岩まではずーっと富士山が見えます。


08:20 賽の河原

いたるところに石積みのある、
少々不気味な場所です。



賽の河原に建つ避難小屋ですが、
西部劇に出てくる三悪人の根城のような、
写真で切り取るとそんな殺風景な場所に見えてきます。



霜柱がありました


すすきと富士


福ちゃん荘が見えます(写真中央)


尾根から見える紅葉もなかなかです


08:50 雷岩を通過

福ちゃん荘から直接来るルートとの合流点なので
この周辺で休憩している人が多いです。

ここでは休まず、頂上を目指します。



08:57 大菩薩嶺山頂に着



展望のきかない、何もない山頂です。
山頂を示すポールが最近新しくなったようです。
その他、特に語ることがない山頂です。



雷岩方面に戻ります。


09:15 雷岩から下山開始

このルートは傾斜がキツいです。
特に雷岩から300~400mは特に急です。



すれ違う人たちは
一様に紅顔させて登ってきます。


本日見納めの富士です


ガレた急坂から緩やかな登山道にかわります




裂石方面の紅葉がすばらしい


カラマツが輝いてます






09:50 福ちゃん荘に着

朝通った時よりも、日差しが高くなり
紅葉に輝きが増してます。



帰路は登山道ではなく、平行する車道を通ってみます。








看板イラストのレトロ感がたまらない




10:10 上日川峠(ロッジ長兵衛)に着



ちょうどバスが到着したタイミングだったのか、
周辺にはこれから登山する人たちで混みあってます。

ロッジ長兵衛にはなぜか大菩薩峠以外の山バッジが売ってます。
他の山バッジも結構売れています。



りんごが試食と一緒に売られていて、
食べてみたら冷えいておいしい!
一袋5個入りで600円でした。
(シャキシャキで本当においしかったです)


10:17 市営駐車場に着

駐車場はほぼ満車でした。
休憩らしい休憩も取らずに歩いたので、
流石におなかが減りました。



車の横で
リュックからコッヘルとストーブを出して
昼食の支度をはじめた。

ここで食べるなら、
持ってく必要ないだろうというのは結果論。

米を炊いて、
いなばのグリーンカレー缶詰と
さんまの蒲焼缶詰で食べました。

苗場山で同じシリーズのガパオを食べましたが、
今回のグリーンカレーも最高でした!


11:35 やまと天目山温泉



上日川峠から裂石へはマラソン大会のため通行止め。
なので下山ルートは県道しかありません。

県道をひたすら下ると日帰り温泉があります。
510円でしたが、地元の人はもっと安いそうです。
地元の人でかなり混んでました。

お湯は透明でサラサラしてます。
男湯は内湯が3、露天が2でした。
露天風呂にはもみじが植えてあって、
真っ赤に紅葉してました。


【紅葉エリア】

福ちゃん荘の少し上にあるカラマツ林は見事でしたが、
福ちゃん荘~上日川峠~大菩薩ダム周辺が
この日のストライクゾーンでした。


【今度、この山に登るなら】

今回は予定していたコースの半分になってしまった。

理由はマラソン大会が開催されていた為である。

まったく歩き足りなかった。
登山というよりハイキングに近いものでした。

次回登るなら、
裂石→上日川峠→大菩薩峠→山頂→丸川→裂石
というルートで一周したい。

逆回りなら雷岩~大菩薩峠で富士山が見えるが、
見えすぎても良さが半減してしまう。

たまに確かめながら振り返ると
そこに富士山が見える感じが好きである。

おしまい