スカイラインの果てに  -2ページ目

スカイラインの果てに 

登山を中心に、キャンプ・釣り・自転車(ロードバイク)等のアウトドアについて書いています。




【登山日】   2014年10月26日
【天気】    晴れのち小雨
【出発時気温】 18℃
【歩行距離】  15.13㎞
【歩行時間】  8時間03分
【消費カロリー】2414kcal
【高度上昇】  1318m
【高度下降】  1322m
【最大標高】  1588m


【2014年10月26日】



06:10  西丹沢自然教室着

空は白んでいるが、まだ陽はさしていないので薄暗い、
駐車場には5~6台の車が既に止まっている。
周辺では数人の人が出発の準備をしている。
自然教室はこの時間でもトイレだけは自由に使える。
登山届けは大きなテーブルの上に置いてあるので
ゆったりした場所で書ける。


06:20 登山開始

登山道へは県道をさらに5分程上がる。
橋を渡るとすぐに右側にキャンプ場がある。
その先を更に県道沿いに進むと、
今度は左側にキャンプサイトと思われる
広いスペースが見えてくる。
右側を注意して歩いていると道標が現れる。





06:28 登山道へ   いきなり迷う

県道から登山道とおぼしき沢を見るが、
薄暗くて道らしきものが見当たらない。





左側の尾根を見ると、
薄いながらつづら折りの道が見える。
こちらが登山道と判断し、
数メートル上がるとトラロープをまたいだ。

このロープ、何でこんな所に垂れているのか?
あまりに険しい坂なので、
風雪で要をなさない位置に垂れてしまったのだろう、
と判断した。

しかし、その判断が誤りだったとわかるのは
更に数メートル上がったところだった。

あまりにも傾斜がきつく、
登るほどに道が薄くなってゆくのである。

いったん沢まで降りて、沢の中を進んでみると、
ところどころに踏み跡が確認できる。
さらに進むと道標が見えて安堵する。



この道標は、
登山道入り口から沢を200mほど登ったところにある。
登山道入り口からは薄暗くて見えないが、
沢の中を進むのが正しい。

沢からは階段で左尾根に登る。
その後、つづら折りにどんどん高度を上げてゆく。

5分程の急登で平坦になるが、
崖をトラバースする箇所がいくつも出てくる。




高所恐怖症の私には少々怖い。
でも、写真に撮っても高度感が伝わらないのが悲しい。



06:48 危険地帯脱出

怖いのは最初だけで、
この道標を過ぎると高度はあるものの
崖といえる場所がなくなるので安全である。



06:59 振り返ると、権現山が朝陽を浴びで綺麗である。




07:15 ゴーラ沢出合に着

ここは渡渉する必要がある。
増水している時は渡れない可能性がある。
この日の川幅は3mくらい。


飛び石がなんとなく配置されている。






沢沿いは空気がひんやりする。
周囲の紅葉は見事である。
小休憩する。


07:30 登山再開



ゴーラ沢出合からの登山道はコンクリート階段ではじまる。
ここは迷いやすいそうですが、
この階段が目印です。

階段の先は鎖場になります。
左右に切れた崖なので、ここも私の怖いポイントでした。
登り始めの10分くらいはかなり険しいです。



やがて鎖場が終わると
通常の登山道になります。
しかし、尾根道なので随所に崖があります。


07:41 ベンチのある休憩場所に着




ここには不思議なモノがあります。



四角いコンクリートに車輪が付いてます。
まるで台車をひっくり返したような形です。

材木を運ぶための滑車なのかと思えるが、
木を運ぶためには小さい気がします。
何なんでしょう?


マムシ草が鮮やか


日本庭園のような苔の道


08:31 展望台に着



ここにもベンチがあります。
何が見えるのかと思えば…
雲に邪魔されて右肩しか見えませんが富士山です。

この日は、午後から雨の予報。
西から雨雲が迫っています。





檜洞丸につながる稜線が
かなり近くなってきました。
紅葉の色も濃いです。




09:28 3つ目のベンチに着



山頂尾根手前のベンチです。
ここからは檜洞丸の山頂もはっきり見えます。
このベンチから先の登山道は緩やかになってきます。






09:47 箒沢との分岐を通過

雲行きが怪しくなってきました。
本来見えるはずの蛭が岳・丹沢山・塔ノ岳がガスって見えません。




10:04 山頂に着

中高年のグループが何組かいました。
若者はいません。

山頂から見えたのは北東方向の宮ヶ瀬のみ。
あとは雲の中です。


宮ケ瀬方面




10:07 下山コース変更

本当は犬越路経由を予定していたが、
霧の深さとこの看板を見て怖気づく。

そして雨が迫っていることを予感させる風が吹いている。



元来た道を戻り、
ゴーラ沢方面ではなく
箒沢方面(石棚山経由)で下山することにした。




10:26 再びのゴーラ沢との分岐通過

10:43 ユーシンロッジへの分岐を通過

この先は石棚山稜と呼ばれ尾根道であるが、
季節がら落ち葉が道を隠すのが影響して
登山道が判然としない箇所がいくつもある。


どこが道?


薄く見える気もする


本当にこれルートの上?


半信半疑で迷いながら歩く

基本的には尾根から外れなければ
多少迷っても復帰できると思うが、
当たり前だが地図とコンパスは必須である。










11:38 石棚山を通過

石棚山よりも高い場所があったように感じるが
道標に石棚山とある。

ここまでは緩やかながら起伏のある尾根であった。




11:43 玄倉との分岐を通過

二俣を右方向に降りると
箒沢方面である。
ここからは急下降の連続である。

急下降→痩せ尾根→小ピークが4回繰り返される。
特に最後の小ピークの登り返しが大変にきつい。

この登り返しは鎖場であってもおかしくない程の勾配。
滑落すると100mくらい落ちそうです。
ここが下山道で一番怖かった場所です。
あまりの怖さに写真がありません。




痩せ尾根の道端に糞が必ずある マーキング?

小ピークを超えると長い急下降です。
標高500mを一気に下るのでかなりキツイです。
途中、鎖場が2か所あります。


13:19 一つ目の鎖場




13:26 二つ目の鎖場



この辺りから雨が降りはじめました。


13:34 沢沿いに着



急下降が終わるのは
沢沿いのこの道標の地点まで続きます。

しかし
沢沿いの道の勾配は緩いものの
急降下してきた足にはやさしくはありません。


沢沿いの道だが またもやはっきりしない道


砂防ダム脇の梯子

ここの梯子は連続しています。
ひとつが2mくらいなので、それほど怖くありません。
世の中のすべての梯子が2m以内に分割されていれば
高所恐怖症の人も安心です。


渡渉が2回あります


14:05 箒沢のキャンプ場を通過





なんとか生きて下山できました。
この下山はかなり足にきました。

ここからは県道を1㎞ほど登り
西丹沢自然教室を目指します。


14:24 西丹沢自然教室に着



多少の雨に降られましたが、
無事戻ってこれました。
食べていなかった昼食を食べました。




ホテイのやきとり缶の炊き込みご飯です。

食後に西丹沢自然教室を見学。
動植物の生態や周辺の地形などが展示されてます。
山岳系の図書も多く、ここはゆっくりくれば楽しめそうです。
西丹沢の紅葉情報が貼ってありました。


まだまだ楽しめそうです!

今度はどこいくかなぁ~


【今度、登るなら】

今回は山頂で雲行きが怪しくなったことから
急遽ルートを変更しました。

予定ルートも、変更後のルートも初めて通るルート。
予定ルートは、出かける前に地図でじっくり確認して
いたが、変更後のルートはざっくり見ているだけ。

そのため
「変更後のルートはエスケープルートだから楽だ」という
自身の固定観念があって、これがマズかった。

実際のルートは危険個所こそ少ないものの、
尾根のアップダウンの迷い道や急降下の連続、
そして何と言っても歩行距離が長い!

地図は持っていたのでルート変更時に
しっかり確認してイメージをつかんでおくべきだった。

生半可な状態で「エスケープルートだから楽だ」という
思い込みがダメージを与えた。

次回も同じルートでもう一度歩いてみたい。
振り返ってみると変化のある登山コースだった。

ただし、西丹沢ゆえに人が少なくて小屋も少ない。
道迷いやトラブルには注意したい。


おしまい