PCインストラクターの川上です。
昨年の年末、大掃除をしていて、ふと手にとった本を改めてじっくりと読んだ。
それは、
『働く君に贈る25の言葉』
逆境を乗り越えて社長になった佐々木常夫氏の本であった。
購入したのは、2011年の3月頃で、
当時の私は、自分の教室と、ある会社の管理職を掛け持ちしていた。
従業員(特に幹部)を指導しなければならない立場で、日々頭を悩ませていたことを思い出した。
そんな頃に、この本に出会ったのである。
アドバイスは25あるのだが、私はその中でも
・強くなければ仕事はできない。優しくなければ幸せにはなれない。
・「目の前の仕事」に真剣になりなさい。きっと、見えてくるものがある。
・「それでもなお」という言葉が、君を磨き上げてくれる。
・君は人生の主人公だ。何ものにもその座を譲ってはならない。
・よい習慣は、才能を超える。
・すぐに走り出してはいけない。まず、考えなさい。
・言葉に魂を吹き込むのは、君の生き方だ。
・せっかく失敗したんだ、生かさなきゃ損だよ。
・君の幸せのために、弱い人を助けなさい。
・自分を偽らず、素のままに生きなさい。
・逆風の場こそ、君を鍛えてくれる。
・運命を引き受けなさい。それが、生きるということです。
・人を愛しなさい。それが、自分を大切にすることです。
これら↑のアドバイスに惹かれたのを今でも覚えている。
そして、
特に、私が心惹かれたのは
「それでもなお」という言葉が、君を磨き上げてくれる。
というアドバイスであった。
このアドバイスの出だしは
「人は何のために働くのか---。
君は考えたことがあるでしょうか?」
で、続けて
「仕事とは、人にまみれてするものです。」
・・・と。
「その中で、いろんな不条理や嫌なことが日々出てくることでしょう。
『それでもなお』
人を助けたり、最善を尽くしなさい、大きな考えを持ちなさい」
(ここはまとめています)
「このように、日常の仕事のなかで「それでもなお」を積み重ねることで、私たちは人間として成長していくことができます。」
という言葉に助けられたのを思い出した。
そして、今、ブログを更新し続けることに対しての困難や苦労に対して、
「それでもなお」という言葉が、自分を磨き上げてくれる
のだ、とも・・・
仕事だけではなく、人生における心構えに最適な本だな、と
お気に入りの本と並べて、本棚に戻した。
- 働く君に贈る25の言葉/佐々木常夫
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以上、ひとりごとでした。
LIDS澄川・ライフデザインスクール
川上 雄大