無線LANの超高速規格が立ち上がる | パソコンが好きになるブログ〜表技・裏技・便利技伝授!

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北海道札幌市中央区 大通駅徒歩7分のパソコンスクール「リズ札幌・ライフデザインスクール」パソコンインストラクター川上雄大によるパソコン・IT・ワンポイントレッスン。
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こんにちは、パソコンワンポイントレッスン!

PCインストラクターの川上です。


今年は、無線LANがさらに高速化するようです。

「IEEE 802.11ac」と「IEEE 802.11ad」
と呼ばれる2つの次世代規格が立ち上がるからです。


ところで、
IEEEは「あい・とりぷるいー」と読みます。
(「IEEE 802.・・・」は「あい・とりぷるいー・はちまるにーてん・・・」と読みます。)

ちなみにIEEEとは
米国電気電子学会「The Institute of Electrical and Electronic Engineers」のことで、ニューヨークに本部がある非営利団体で、世界160カ国以上に395,000人以上の会員を擁する技術者組織のことです。

コンピュータ関係の規格制定(標準化)に関わっていて、IEEEの名を冠した規格が多数存在します。

そう、ここで規格を決めているんですね。


そういえば、無線LAN親機を購入したときに、
11nとかg、bとか書いてなかったでしょうかね。

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そうなんです。
それは、無線LANの通信規格だったのです。
(「IEEE 802.」が省略されていたのです。)

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今までの11nの最高速度(規格上)が600Mbpsで、新規格は7Gbpsだから10倍以上もの高速になるんです。

しかも、
11nでは、同時に通信できる機器は1台のみで、通信相手を瞬時に切り替えいたのですが、11acでは、複数台の子機と同時に通信することができるようになったのです。

ですから、ほんと、これからはスムーズに通信できるようなりますね!

ちなみに、
11acと11adで異なるのは、最大通信距離。

11acが100m前後、
11adが10m前後。

そのため、用途がそれぞれ異なりそう。

11acは既存の無線LANの代わりとして、
11adはパソコンと周辺機器の無線化
が予想されます。

これで、家中(いや家と自動車だったり)の機器を全部無線LANでつながっていく時代に突き進んでいくことになりそうですね。


以上、パソコン・IT知識でした。

LIDS澄川・ライフデザインスクール
川上 雄大(Takehiro Kawakami)
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