学歴なんてどうでも良いとは思いますし、その人の資質とあまり関係ないとは思いますが、ウソはいけませんね。小池知事のカイロ大学時代のルームメートが真相を語っています。

(Fridayデジタルより)

小池百合子都知事 元ルームメイト・北原百代さんが語る「彼女のアラビア語は3歳児レベルでした」

都知事選投開票まであと2ヵ月弱 試験の問題文がまともに読めない 「カイロ大を首席で卒業」を実名顔出しであらためて完全否定する

 

エジプトのあるピラミッドの前で肩を組んだ日本人女性がカメラに向かって微笑んでいる。撮影されたのは’76年10月。左側のロングヘアの女性は、当時24歳だった小池百合子東京都知事(71)である。

 

 そしてその隣に写るのが、当時カイロの1LDKのアパートで小池氏と一緒に暮らしていたルームメイトの北原百代さん(83)だ。小池氏より11歳上で、カイロの語学学校でアラビア語を学びながら、旅行ガイドのアルバイトをして生計を立てていた。 「この年の5月に行われた進級試験に小池さんは落第。落ち込んでいた彼女を励まそうと思って、旅行に誘った際に撮ったのがこの写真です」(北原さん) ――この旅から50年近く経った今年4月、落第してヘコんでいた「小池さん」がカイロ大学を首席で卒業したという経歴への疑問を、元都民ファーストの会事務総長である小島敏郎氏が月刊誌『文藝春秋』で告発。小池氏の学歴詐称疑惑が再燃することになった。 

友人にこれ以上ウソの上塗りをさせたくない。7月の都知事選を前に早く楽になってほしいとの思いから、北原さんが小池氏の学歴詐称疑惑について実名・顔出しで改めて本誌に証言する。 

「彼女と出会ったのは’72年の春。カイロで一人暮らしをしようかと思っていた時に三菱商事の駐在員の方から『ルームシェアしたらどう?』と勧められて、まだ19歳だった小池さんとの同居が始まりました。アパートはカイロの高級住宅街であるザマレックにありました」 当時の小池氏は愛嬌たっぷりで冗談がうまく、毎日のように日本人の男性が彼女に会いに来ていたという。

 ◆「空欄を埋めるだけ」 

小池氏との同居生活は、’73年2月から’75年12月までの中断をはさんで’76年12月まで約2年に及んだ。初めて会った時、小池氏はカイロ大学入学前だったという。 「彼女は’72年10月にカイロ大学に入学したことにしていますが、当時、彼女は’73年10月に2年に編入できたと言っていました。アラビア語の能力は……3歳児レベルでした。『このお肉を1㎏ください』『お砂糖を一袋ください』など、お使い程度の日常会話ならできる程度。 ’72年に小池さんが机に広げていたノートを偶然見たことがあったのですが、『This is a pen』レベルの、基礎的な文章がぎこちなく書かれていました。これでは、大学の授業に付いていけるはずがありません」

 アラビア語は日常生活で使う口語と、知識層が使う文語に分かれており、カイロ大学のような国立大学の授業は文語で行われる。しかも、カイロ大学は現地の学生でも4人に一人は留年すると言われている難関大学である。 小池氏自身も自著『振り袖、ピラミッドを登る』で、「初めてカイロ大学の授業に出た時は、何の授業かさえわからなかった」と綴っている。 北原さんが続ける。 「大学の勉強は大変でしょうと励ましたら、小池さんは『教科書を写しているだけだから』と返してきた。私が『えっ』と驚いたら、『試験があっても、問題文の意味がわからないのよ』とね。だけど、カイロ大学の試験は空欄を埋めさえすれば、教授は東洋から来た女の子がよく頑張ったねと見てくれるとも言っていました。丸暗記するためか、教科書をノートに一生懸命書き写していた姿を、はっきり覚えています」 同居生活は、’76年12月に唐突に終わりを迎えた。北原さんはこう断言する。 「10月にお父様から『サダト大統領夫人(当時)が来日するのでアテンド役をしろ』と連絡があり、小池さんが慌てて一時帰国したのです。その年の5月の試験に落第していましたから、首席で卒業どころか中退して帰国したと考えるのが自然です」

 11月にエジプトへ戻ってきた小池氏が手にしていたのは「カイロ大学卒業」と自身の経歴が書かれた新聞記事だった。北原さんが「そういうことにしちゃったの?」と尋ねると、小池氏は悪びれず「うん」と答えたという。

翌12月に小池氏が帰国すると、そこから二人の関係はプッツリと途絶えた――。 小池氏の学歴詐称を工作したと告発した小島氏は、小池氏が次に選挙に出て経歴に「カイロ大卒」と記せば「公選法の虚偽事項公表罪にあたり、刑事告発も視野に入れている」と記者会見で語っている。 一方の小池氏は学歴詐称疑惑について、4月の定例会見で「大学が証明しているのに他の方が詐称と言うのがわからない。困惑している」と否定している。 カイロ大学を首席で卒業していないとする、北原さんの証言は事実なのか。小池氏に質(ただ)したところ、事務所を通じて以下のような回答があった。 「卒業についてはカイロ大学が認めており、卒業証書と証明書を何度も公にしています。卒業を証明できるのは大学のみであり、他者ではありません」 

北原さんが嘆息する。 「あなたも長年に亘ってこの嘘が続くとは思わなかったんじゃないですか。国会議員になる前に『本当は違ったのよ』と言っていれば、楽だったのに――そう彼女に言いたいです」 元ルームメイトの言葉を、小池氏はいつまで無視するのだろうか

 

 

(編集部より)

そう言えば、小池さんが小沢一郎率いる「自由党」に属していた頃「3日でおぼえるアラビア語」という本を出したことがあります。

ふつうアラビア語の語学本はアラビア文字の読み方から入りますが、この本は①アラビア文字が一切ない②正式のアラビア語ではなく、コテコテのエジプト方言、というシロモノで、あまり使えない本だったようです。

「カイロ大学」出をアピールするために出した本だったのかも知れませんね。

 

 

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