すみれのキモノ笑う日々 -22ページ目

すみれのキモノ笑う日々

週末着物ではありますが、着付けに悩みコーディネートに失敗するちょっと笑える着物のお話、日々のアレコレをつづります。

週末は浴衣パーティでした。
まずはコーデから。


今年新調した浴衣を着るという手もありましたが、何せ昨年の夏は手首を骨折して浴衣どころではありませんでした。
なのでリベンジしたい気持ちもあり、今回はまずこれまでのおさらい?的に手持ちのものから。



近江ちぢみ。たしか綿麻だったと思いますが、肌触りはほぼ麻。パリッとサラサラで気持ちよく、お気に入りなのです。
帯はOKANO(当時awai)さんの間(あいだ)帯。



帯留はベネチアンガラス。



2年前、全くこれと同じコーデで出かけてました。





一度気に入ると何度も同じ組み合わせにしちゃうクセ、やめないとなあ。


おでかけの様子はまた次回。



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ずいぶん久しぶりの更新となってしまいました。

さてこの夏、浴衣コレクションに新たな仲間たちが。
ん?「たち」って何?。

・・・そう。実は今年はイキオイで浴衣2着新調してしまったのです・・・私のバカバカ。


一着はこれ。

OKANOオリジナル博多献上柄浴衣。



毎年少しずつ色柄をアレンジして発表されるおなじみの浴衣ですが、私が買ったのは昨年のバージョン。
大胆な独鈷柄と柔らかくシックな藤紫・グレーの色合いにハマりました。
福岡に住んでいるとやはり「博多織」「献上柄」は特別な思い入れがあり、それを浴衣で実現したとなると心騒ぐのです。

実はこれ、福岡で毎夏行われる山笠の追い山中継の2017年のゲスト、牧瀬里穂さんが着ておられたものと同じものです。いや~牧瀬里穂さんのこの美しさよ。生まれ変わったらリホになりたい。






そしてもう一着。


藤井絞さんの雪花絞。



常々憧れていた藤井絞さんですが当然価格もお高めなだけに随分考えました。

昨今、浴衣はそのまま着ても良し、衿を入れて夏着物でも良しという考え方が定着し始めました。それはそれでもちろん素敵なことだと思うしどんどんそうあってほしいと思うのですが、

実は最近私の中で
「浴衣として着るなら思い切り個性と華やぎを楽しみたーい!だって日頃死ぬほど地味なんだもん。浴衣パーティくらい思い切り目立ってみたーい!」
「とはいえ夏着物として着るのなら落ち着きと涼やかさを求めたく思いますのワタクシ。だってオトナですもの」
という相反する思いがあり、藤井絞さんで買う初めての浴衣を一体どちらに寄せて選ぶべきか?・・・とかなり悩んだわけです。

それで、藤井絞さんの雪花浴衣をあれこれ試着させていただきました。
でも・・・どうしたことでしょう。どの雪花を試しても、
「ああ多くの方がすでにお召しになっておられるのと同じものだなあ。そう思うともうそれほど新鮮な驚きが感じられない。なぜだろう。あれほど憧れていたのに」

来店しておられた藤井社長にその気持ちを正直にぶつけたところ、

「最終的にはお客様の好みなのですが」と前置きしつつ
「今お試しされたようなコントラストの強い大柄な雪花に違和感をお感じで、なおかつ迷っておられるのなら・・・ズバリこれをお勧めします」

とご紹介くださったのがこの一品。

藤井社長
「とにかく奥行き感・立体感がすごい。一旦絞った後にもう一回の工程が加わって、この丸く白い縁が見えますか? これも雪花です。雪花のあとにもう一つ雪花。これはなかなかできない。なおかつ、白の部分の輝き具合が優れています。技術的には相当高くて、そうそうできないものなんです」



私は決して目利きではないので「おおそういうものなんだ~スゴイな~」と素人らしく感心しただけなのですが、藤井社長が背中を押してくださったおかげで幸せな気持ちでこの浴衣を選ぶことができました。
そして、「パーティ映え」よりもむしろ5月以降の小紋感覚で着る方向が見えてきました。

今年は以前から欲しかった浴衣を手に入れて大満足。
今後コレクションするとすれば、有松鳴海絞と竺仙奥州小紋あたりでしょうか。
ああ、いつになったらこの旅が終わるのか。




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博多座「六月博多座大歌舞伎」に行ってきました。「きものサタデイ」の企画です。
雨が降るのを覚悟してポリの着物を用意していたのですが
何とか持ちこたえそうな天気を見て急きょ絹ものに変更。



竪絽の蛍暈しの小紋に絽綴れの帯で。





左から舞利さん、puririnさん、私、うみさん、Y子さん。
いつもながら皆さん素敵な着姿。

この日は松本白鴎さん、松本幸四郎さんの襲名披露公演です。









初々しい染五郎さんのお目見えは残念ながら無いものの、親子二代の襲名披露は華々しくおめでたいものですね。
夜の部の演目は
「俊寛」
「魚屋宗五郎」
「春興鏡獅子」

白鴎さんの酔った演技が見事で可愛くも面白い宗五郎、
麗しきお女中と勇壮な獅子の二役が見事な幸四郎さん。
どちらも本当に素晴らしいのですが、
やはり私は昔から大好きな仁左衛門おじさまの俊寛に釘付け・・・人間の執着、葛藤、心の奥の弱さが胸を締め付けられるほどの鬼気迫る演技で示されます。何度見ても良いなあ。


歌舞伎を堪能した後の懇親会。
特別に片岡孝太郎さんがお立ち寄りです。
「俊寛」の千鳥。この方が演じる無垢で愛らしい鄙(ひな)の乙女の魅力なしには成り立たないお芝居です。
孝太郎さんによれば、亡き勘三郎さんの指南であの「千鳥」は出来上がったのだそう。
洗練されていない純朴さをどう表すか。何度もダメ出しされたのだとか。
手の指を揃えるのが定石の女形、でも千鳥の演技は指を開いて素朴な海女らしくしたのだそうです。細部にわたる真剣な研究があってこその演技なのですね。
表から見るだけではわからない貴重なお話をたくさん伺うことができました。

その後は写真撮影会サイン会。



福岡ではめったに近くでお目にかかれない高名な方なので写真やサインを嬉しいと感じる方はきっと多いと思いますし、主催元も我々のためにわざわざファンサービスタイムを設けてくださったのだと思うのですが、
私はできればそれよりも上述のようなお話をもっとたくさん聞きたかったかも・・・。
プロフェッショナルがどうやってプロたり得ているのか、我々が気付かない陰の苦労はいかほどか。写真よりもサインよりもそちらの方に興味があります。

ともあれ、こうした機会を設けていただいてもっと歌舞伎を面白く感じましたし、もっと着物を着て出かけようという気持ちになりました。

これから夏。浴衣や夏着物の季節ですね。
昨年の夏は骨折して着物から遠ざかっていましたので、今年はたくさん着ようと思います。


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毎年恒例の「六月博多座大歌舞伎」。
この時期の楽しみの一つです。
といいつつ悩むのが着物。
雨の多い季節だし蒸し暑いしでも夏の着物は早いような気もするし、とあれこれ考えるのが大変なような楽しいような。

結局、当日は雨の心配が無さそうということで、思い切って絹もので。



竪絽の蛍暈し小紋。
絽綴れの帯。
二分紐と帯揚げはOKANOさん。
帯留めはモレッティ。

この小紋、着物をはじめて間もない頃初めて買った夏の絹もの。
(写真の帯とは別の)夏帯と合わせて3万円、というお値段で安く手に入れたのでした。
今でも気に入って長く着ています。

夏は綿や麻など洗える素材のものがほとんどの私にとって、珍しい一着です。
汗やファンデがすぐにつくのでしょっちゅうお手入れに出さなければならない悩みはありますが、着物のイロハを知らず右往左往していた頃の思い出を含んだ着物。
好みよりも愛着優先なのでした。



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OKANOさんで二分紐を3本買いました。

白×銀


黄皮(きかわ)の色


薄青


夏は細目の帯周りが涼しげに見える、というのもありますが
私の手持ちの帯留めは三分紐だと通りづらいものが多いので、今回充実させてみました。


それにしてもこうして並べるとどこかの国旗みたい。



調べてみたら(←ヒマね)ちょっと似てるのがありました。

コートジボワール


アイルランド


今盛り上がっているサッカーワールドカップには参加していないようですが・・・


国旗って、どこの国のものも美しいなあ~とあらためて思ったのでした。



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