ずいぶん久しぶりの更新となってしまいました。
さてこの夏、浴衣コレクションに新たな仲間たちが。
ん?「たち」って何?。
・・・そう。実は今年はイキオイで浴衣2着新調してしまったのです・・・私のバカバカ。
一着はこれ。
OKANOオリジナル博多献上柄浴衣。

毎年少しずつ色柄をアレンジして発表されるおなじみの浴衣ですが、私が買ったのは昨年のバージョン。
大胆な独鈷柄と柔らかくシックな藤紫・グレーの色合いにハマりました。
福岡に住んでいるとやはり「博多織」「献上柄」は特別な思い入れがあり、それを浴衣で実現したとなると心騒ぐのです。
実はこれ、福岡で毎夏行われる山笠の追い山中継の2017年のゲスト、牧瀬里穂さんが着ておられたものと同じものです。いや~牧瀬里穂さんのこの美しさよ。生まれ変わったらリホになりたい。

そしてもう一着。
藤井絞さんの雪花絞。

常々憧れていた藤井絞さんですが当然価格もお高めなだけに随分考えました。
昨今、浴衣はそのまま着ても良し、衿を入れて夏着物でも良しという考え方が定着し始めました。それはそれでもちろん素敵なことだと思うしどんどんそうあってほしいと思うのですが、
実は最近私の中で
「浴衣として着るなら思い切り個性と華やぎを楽しみたーい!だって日頃死ぬほど地味なんだもん。浴衣パーティくらい思い切り目立ってみたーい!」
「とはいえ夏着物として着るのなら落ち着きと涼やかさを求めたく思いますのワタクシ。だってオトナですもの」
という相反する思いがあり、藤井絞さんで買う初めての浴衣を一体どちらに寄せて選ぶべきか?・・・とかなり悩んだわけです。
それで、藤井絞さんの雪花浴衣をあれこれ試着させていただきました。
でも・・・どうしたことでしょう。どの雪花を試しても、
「ああ多くの方がすでにお召しになっておられるのと同じものだなあ。そう思うともうそれほど新鮮な驚きが感じられない。なぜだろう。あれほど憧れていたのに」
来店しておられた藤井社長にその気持ちを正直にぶつけたところ、
「最終的にはお客様の好みなのですが」と前置きしつつ
「今お試しされたようなコントラストの強い大柄な雪花に違和感をお感じで、なおかつ迷っておられるのなら・・・ズバリこれをお勧めします」
とご紹介くださったのがこの一品。
藤井社長
「とにかく奥行き感・立体感がすごい。一旦絞った後にもう一回の工程が加わって、この丸く白い縁が見えますか? これも雪花です。雪花のあとにもう一つ雪花。これはなかなかできない。なおかつ、白の部分の輝き具合が優れています。技術的には相当高くて、そうそうできないものなんです」

私は決して目利きではないので「おおそういうものなんだ~スゴイな~」と素人らしく感心しただけなのですが、藤井社長が背中を押してくださったおかげで幸せな気持ちでこの浴衣を選ぶことができました。
そして、「パーティ映え」よりもむしろ5月以降の小紋感覚で着る方向が見えてきました。
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今年は以前から欲しかった浴衣を手に入れて大満足。
今後コレクションするとすれば、有松鳴海絞と竺仙奥州小紋あたりでしょうか。
ああ、いつになったらこの旅が終わるのか。