この雨が明ければもう夏。
着物に縁遠い方々はつねづね「冬はともかく夏の暑い日に着物着るの?冗談でしょ」と仰るのですが、
着物好きの皆さまを見ていると
むしろ夏こそキモノ! なのではないかと思えてきます。
その理由として「浴衣」「夏着物」の力に負うところが大きいのは言うまでもありません。
浴衣の出番は花火大会だけじゃない。
夏のおしゃれ着としてどこへでも着ていいのだということを知ったヨロコビ。
そしてその「浴衣」「夏着物」のバリエーションも驚くほど多様化し、
なおかつ着物のルールからもっと自由になって自分の体感で着るものを選ぶようになり、
「綿麻などは夏だけでなく5月から9月まで長く着られる」
「衿を入れて名古屋帯を締めればもっとシチュエーションが広がる」
とさらにさらに楽しみが広がり、
また、正絹の着物はおいそれと新調できずとも
綿や麻のふだん着物ならば手の届くお値段で手に入る。
さらに、汗をかこうが汚そうが、ザブザブと水洗いして気軽に楽しめる。
ということを、私たちはすでに知っています。
着物仲間の間ですら
「ねえ、今年の浴衣はどうする?」が合言葉みたいになってたりします。
いついつのパーティでどんな方がどんな浴衣を着ていたか、は
私の着物仲間の間ではヘタすると正絹着物よりも熱を帯びて語られたりします。
実に不思議ですね。
・・・・さて、何が言いたいかと言うと
・・・・そうです。なんだかんだ言って買っちゃったんです浴衣。
今年は正月早々福袋、春の着物カーニバルで ジャカスカ散財したので
夏のボーナスだけは死守して
「洋服と靴を買ってそれから旅行して・・・」と考えていたのに。
バブル世代でありながら当時超ビンボー女子大生であった私、
同年代の女友達が「今年のスキーウェアの流行りはこれ!」と毎年買い替えていることに仰天したものです。
バイト代が入ってようやくまともなご飯を食べていたハタチそこそこの自分。
「雪道滑るだけの服なら一着あったら十分だろが!」と毒づいていた若い私のココロの叫びは、
夏の着物ばかり買いまくる自分の耳に
「体はひとつしかねーのにアホかお前は。80まで生きるとして毎年買うんならあと26枚も買うのかよ」と、もっともすぎる批判を浴びせてきます。
ううう。
でもやっぱりやめられない。
だって、楽しいんだもん。
今回買った浴衣はお誂え中でお写真撮り損ねてしまいました。
出来上がったらまたご披露します。
今回は玄関の観葉植物の写真でも。
根の部分がユニークなケルベラちゃんです。

























