すみれのキモノ笑う日々 -18ページ目

すみれのキモノ笑う日々

週末着物ではありますが、着付けに悩みコーディネートに失敗するちょっと笑える着物のお話、日々のアレコレをつづります。

2週間ぶりの更新です。

11月17日(土)のおでかけ。
くるりさんのデニム着物「DressSlub」にawaiさんの間帯。


長襦袢はきくちいまさんの麻襦袢。
この日は汗が出るほど暖かかったのでちょうど良い感じでした。

この日は以前から行きたいと思っていた「肥前さが幕末維新博覧会」へ。
今年は明治維新から150周年ということで、山口、高知、福島、鹿児島ほか全国で維新プロジェクトが盛り上がりを見せています。




佐賀市内の樹々の葉も色づいて。秋ですね。


到着していきなり言うのもなんですけどお腹がすきました。
もとは県警の建物だったレストラン「ユージアムサガ」で和魂洋才コースを。



鹿鳴館で使われた器を再現したそうです。
文化面でも西洋に劣らない国を目指した当時の日本のひたむきさが伝わります。

リアル弘道館へ。


ここでは素読や書のバーチャル体験で遊べます。




佐賀の藩校だった弘道館ですが、他藩に比べるとその規模が驚くほど大きい。
藩士の子弟は身分の高低を問わず全員強制入寮。お風呂もご飯も全員一緒。年長者が幼い子のお勉強をみます。
弘道館で学んだ者のうち成績の良い者は要職に迎え、怠惰な者は家禄を減らす。
名君・鍋島直正公曰く「私の家臣は常に学ばねばならぬ」。
家柄など度外視して優秀な人材を育成する教育改革に予算を割いたとのことです。
ここから日本の黎明期に活躍した傑物が続々と輩出されたのですね。

徴古館へ。


鍋島家が佐賀藩主から華族へと移り変わる間の歴史と貴重なお宝を見ることができます。
直正公の子・直大侯爵夫人 栄子さま。美しい!鹿鳴館の華ですね。

同じポーズ取ってみました。
あれ?扇の持ち方がいまいちでしたか。高貴な方のたたずまいって、難しいわ~

メイン会場「幕末維新記念館」へ。
CGを駆使した体感シアターで激動する幕末の佐賀に心躍らせて。
そして、鍋島直正公を中心に「佐賀の七賢人」(注)がよみがえり、当時を懐かしんで語らう「ラウンドシアター」。
江藤新平さんはこの中では若手ってことでイジられ役?
「江藤、お前は弘道館に殿が来られたら緊張して茶ばこぼしよったろが~」
「そ、それを殿の前で言わんでくださいよ~」
「あはははは(全員)」みたいな。
その後、志半ばにして倒れた者の無念、いまだやり残したことがある者の未来に向けた期待が一人ずつ語られます。
「私たちはこの佐賀の空で、ふるさと佐賀を、日本を、世界を見守っている」と結んだ後に全員が一斉に光となって昇天!これは感動!

実は私、維新期の佐賀と聞いて思い浮かんだのは
・大久保利通と激しく対立して佐賀の乱で無念の死を遂げた江藤新平氏
・早稲田大学の祖となった大隈重信氏
のお二方くらいしか思い浮かびませんでした。

佐賀が生んだ偉人は他にも大勢いて日本の新しい体制づくりに活躍したこと、先進的な視野を持った藩主の下、幕府が依頼するほどの技術開発で近代化の基礎となっていたこと。
今回あらためて勉強することができました。すごいぞ佐賀!

激震走る日本でそれぞれがそれぞれの正義のもと価値観がぶつかり合う壮大な群像劇。
だから維新は面白い。歴史って面白い。

心躍るとまたもやお腹がすきました。
帰りに柳川本吉屋でうなぎのせいろ蒸しの夕食。







家に帰って昔の本を再読(「幕末入門」中村彰彦氏著)。
これ、「入門」というだけあってわかりやすくてお勧めです。
佐幕派、倒幕派、尊王派、攘夷派、開国派といったそれぞれの立場の複雑さがどうしてそうなったかという経緯も含めて俯瞰で書かれています。


幕末を描いた大河ドラマ「西郷どん」もクライマックス。いよいよ西南戦争です。
どんな描かれ方をするのでしょうか。楽しみです。


※注「佐賀の七賢人」
・鍋島直正:佐賀藩10代藩主。教育改革と技術革新に注力。佐賀藩が造った鉄製大砲・蒸気船は後の日本の科学技術に影響を与えた。
・副島種臣:明治政府の外務卿を務め、日本発の国際裁判を手がけた。
・大隈重信:総理大臣を歴任し、東京専門学校(後の早稲田大学)を創設した。
・大木喬任:初代文部卿。義務教育制度の礎を作った。
・佐野常民:博愛社(のちの日本赤十字)を創設した。
・島義勇 :直正公の命で北海道開拓調査を行った。佐賀の乱後、斬首刑。
・江藤新平:初代司法卿。民権に基づく司法と三権分立を提唱した。佐賀の乱後、斬首刑。
夫とお出かけ。

てくてく歩きまわるので気楽な普段着で。





くるりさんのデニム着物「Dress Slub」。
awai(現OKANO)さんの間帯。
帯留はT.O.Dさん。紅葉のモチーフです。

三分紐と帯留めがなかったら男性の着物と角帯みたい・・・


お出かけの様子はまた次回。



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11月3日(土)、マリンメッセ福岡「KOUGEI EXPO」へ。
九州を中心とした伝統工芸品が集結するとあって以前からとても楽しみにしていました。

暖かかったこの日、しょうざん生紬の単衣にキーヤンの象さん帯。
「どんなに派手でもまとってしまえばこっちのもの」という畏れ知らずなコーデ。
もうどうとでもなれい。



マリンメッセはやっぱり広いなー。飾り山もあしらわれて福岡らしい雰囲気。




博多織のファッションショー。ドレスも素敵だけど、やっぱり端正なスーツに博多織はぴったり。



ゲストモデルとして小川県知事も素敵な博多着尺でお出まし。九州の工芸品をアピールしておられました。


博多織のブース、すごい!300枚近くの生地が壁面を覆います。
遠目に見ると歴史書が並ぶ図書館のよう。かっこいい。


博多人形やら


八女提灯と墨絵アーティスト西元祐貴さん(←大好き)のコラボやら


大川市の自治体としての再生への意気込みがうかがえる伝統とチャレンジ。


お蚕さまも! 思わず「いつもいつもありがとうございます」と手を合わせてしまった。


工芸品は新しい挑戦も。
リラックマの熊野筆。かわいい。


ゼットンを取り上げてくれてありがとう!涙 
円谷プロ作品で育った年代代表として思わず御礼。


ものづくりってやっぱりすごい。
こうした技術を持つ方々がいて、自分たちの衣食住が豊かな喜びに満ちているのだなあとつくづく。



そしてこの日。
このイベントとは全く無関係ですが、

自分はもしかしていろんなことに我慢しつづけてきたのかも、
空気ばかり読み過ぎてきたのかも、と唐突に感じるいろいろな瞬間がありました。


もうそろそろ自由になろう。


読んでいる方にとっては「何のことやら」な締め方ではありますが


どちらかというと仕事でもプライベートでも「調整」の場面が多かった自分。

これからは自分がしたいようにしたらいいんじゃないかな、
嫌われることを怖がって、人との摩擦を怖がって生きていかなくてもいいのかもな。


と思う一日でした。
その思いが良い方に実を結ぶためには、自分自身が努力せねばなりません。大人(といってももう55歳ですけど)としての決意湧き上がる、私にとってはとても良い一日でした。



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3日(土)のお出かけ。
気温は20度越え、11月とは思えない暖かさ。
迷わず単衣を選ぶとして・・・しょうざん生紬をセレクト。


うーむ仕事のトラブルが続いて疲れているのかコーデに頭が全く回らぬ・・・


あーどうしよう! 時間無い!

で、先日買ったばかりの「ジャケ買い」帯をヤケクソ気味に乗せてみました。
しかも自分で「どうしたらいいのでしょう度100パーセント」とまで言った難易度の高い帯を・・・自分でハードル上げまくりです。

木村英輝さんの絵柄。
かなり派手なイエロー。そして空飛ぶ真っ赤な象さん。

さあそうなると当然小物が俄然難しい。

象が強い。強すぎる・・・



もういい! 良くわからんがもう見切り発車だ!


でもやっぱり帯留めだけ入れるか。
アジアンテイストなんだからヒスイっぽい緑でも入れとけ!(←意味不明)




やっつけ感満載のコーデで出発です。
おでかけの様子は次回。




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以前から欲しいと思っていた着物のお誂えができあがりました。





博多経錦紬 華献上。
博多献上柄が飛び柄で織られて、暈しも入っています。

博多織というと帯の方が有名ですが、実は着尺も織られています。
帯同様、織柄は経糸で表現され、ほどよい張りとほどよい柔らかさ。そして上品な光沢。

夏はチョイハデな浴衣でテンション上げてましたが、秋冬になると急に落ち着きが欲しくなる・・・
日頃洋服でも多用しているグレー。スーツを着る感覚で着られそうです。
齢を重ねるにつれ暑がりになってきた私。考えた末、単衣で仕立ててもらいました。


嬉しいな。

嬉しいな。


嬉しかったので、勢いでT.O.Dさんの帯留めも買っちゃいました。
流水に浮かぶ紅葉。新作です。



考えたら、手持ちの帯留めは通年使えるデザインのものばかりの私。
たまには季節限定のものを身に着ける心の贅沢をしてみるのも良いものですね。


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