書店バイト学生、図書館員になる -4ページ目

陳列コンクール

小学館の幼年誌9月号の陳列コンクールにまだ応募していない。


すでに、10月号が並んでいるというのに・・・

締め切りは今月11日までだから、間に合うけれど。

実は、店の慣れないデジカメで撮影したはいいが、容量は大きすぎて添付できず、メールでの応募ができなかった。

メールだと、画像を3つまで送れるので、全体や細部の画像でアピールができるのに。

それで、写真を貼って送ることにしたのだが、

デジカメで撮影したものを写真にした経験がない。

デジカメとUSBコードがあれば、写真屋さんの機械でできると聞いたが、無反応。

型が古いからか。

CD-ROMに保存しようとしたが、店のパソコンではできなかった。

自分のメールに画像を送り、家のパソコンから保存することに。

ところが、調子が悪く、結局友人のパソコンで保存してもらうことに。

手間がかかりましたが、ようやく、写真屋さんの機械で現像しました。


入選しなくても、ドラえもんグッズの参加賞がもらえるそうです。




芥川賞を読んだ

遅らばせばがら、文芸春秋9月号に掲載されている芥川賞受賞作品を読みました。


伊藤たかみ「八月の路上に捨てる」


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いつも、時間の休憩時間に読もうと思いながら、忘れていました。

ようやく読むことができました。


文芸春秋 に、

 「格差社会の底辺に生きる若者の仕事と離婚ーフリーター文学の誕生!」


と紹介されている。(フリーター文学・・・(;^_^)

個人的には芥川賞というと、難解な文字や文体、エログロの世界、狂気じみた主人公という印象なのだが、今回は違った。

実は、以前、大学の先輩(卒業生)の作品が受賞したのだが、あまりのおぞましさに、気分が悪くなったくらいだ。

「八月の・・・」の主人公は、あきらめと夢のなかで、結婚、バイト、離婚という生活を送り、30歳になる。

「好きと嫌いはかけることはできても、足すことはできない。」


というような言葉が心に残った。

女性と男性のそれぞれの人物の吐く言葉。

夢を追いかけてフリーターとなった若者の姿が等身大で描かれている。

「ちゃんとした職にもつかず、夢だのなんだのいって、結婚したと思ったら離婚か?」

と、前の世代の人達には遊んでいるように見えるだろう。

「おーい、バイト、遊ぶんじゃねー」

と、怒鳴られ

「遊んでなんかいない。どんな時だって精一杯だ。」

と主人公はつぶやく。

黒ラブラドールの絵

昨日A美に頼まれた、盲導犬の黒いラブラドールの絵を描きました。



kuro


黒ラブ

児童書担当ギャルのA美が、


「お願い、今度、『ベルナ』のフェアをするので、クロラブの絵を描いてくれない?」


「クロラブ…?」


黒ラブ? ベルナという女性をめぐっての 黒い LOVE?

なんか、ヤバそう。

A美は児童書担当なのに・・・何故?


「あ、黒いラブラドールのことなんだけど・・・」


「なーんだ。 ほっ・・・」


郡司 ななえ, 高橋 貞二
がんばれ!盲導犬ベルナ―「ベルナおねえさん大活躍」の巻

目の見えないお母さんと、盲導犬ベルナ、そして子供をめぐる家族のお話です。


長谷川 彰, 井川 俊彦
ラブラドール・リトリーバー


書店飾り

もう、夏も終わりますね。

夏の飾りつけは終わって、秋の準備です。


夏休みを読書で過ごした、このカバさんたちとも、そろそろお別れ?


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夏の文庫フェア、角川のマスコット、カバのディスくんと、当店生まれのディス子ちゃん。

カバさんの口のなかは、本になっているのです。

誰かに読ませるのが好きなんです。

ディス子ちゃんは、ディスくんの口のなかの本を読んでいます。

甲子園

甲子園の最中は、関連雑誌や本がほとんど売れなかったのに、


ハンカチ王子さまのおかげで、高校野球の特集をした雑誌が売れています。


女子高校生、おばさま、おじさままでが、サイトウくんの載っている雑誌を手にレジへ。


すごい、サイトウくん、凄すぎる。


書店員からも、厚く御礼申し上げます。


タナカくんの笑顔も大好きです。

書店POP公開

PINKY が 10月号で創刊2周年を迎えました。


PINKYの今月の付録のポーチのデザインをもとに、こんなふうに飾り付けています。

完売すると、商品券が!

まだ、売上げ率65% 完売は厳しいかな・・・


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バラは、とっておいた何かの付録のピンクのバックを切って作りました。

フリルは、使用済みFAX用紙です。




パズルと日本人

最近の疑問は、


「数独の本ない?」


とお客様から聞かれたA美が、「パズルコーナー」と「頭の体操コーナー」を案内してから、


「数独とナンプレ(ナンバープレート)ってどこが違うの?」


と訊ねてきたこと。


私は、パズルは全然分かりません。

女性誌のクロスワードをたまに解くくらい。

そういえば、この間はじめて新聞の数独(初心者向け)をひとつやってみました。


パズルの本は、中高年の女性が買われることが多いです。


「時間が余っていて、ほれ、これでも解いていたらボケ防止になるかなと、ははは・・・」


それにしても、色んなパズルの雑誌がありますねー

こんなにパズル雑誌があるのって日本だけじゃ・・・

コツコツと真面目に解いていくのが好きな国民性?

小学校時代に解いたドリルの快感が忘れられないとか?


お客様のご要望

平和な書店


「いらっしゃいませ!」


そこへ、お客様がなんのためらいもなく、


「修正液はどこですか?」


「ハンコは?」


「傘ほしいんですけど。」


うちは、残念ながら文房具、小物を扱っていません。


同じ階には、文房具屋も¥100ショップもあるのですが、その店と間違えている?


もちろん、文房具屋さんを案内し、¥100ショップを紹介し、1階の雑貨屋さんを教える。


他のお店では


「○○という雑誌がほしいんじゃけど。」


と、いう質問があるかも?




冥王星が惑星なら?

中学校の物理の先生がいっていた言葉を思い出した。


「冥王星が惑星なら、どんな星でも惑星だよ。」


「冥王星は、他の惑星に比べて小さすぎるし、形はいびつだし、軌道もずれているし、これを惑星というなら、惑星の数なんゴマンとあることになる。太陽系の惑星の名前を全部書けなんてテストに出たら、誰ひとり正解しないよ。」


その時は、ずいぶん冥王星に対して冷たいなーと思っていた。

今までにも、冥王星の惑星疑惑は議論されてきたらしい。


その先生は、


「これで、惑星の定義がすっきりした。オレのいった通りだろう。」


と、いっているかもしれない。


でも、冥王星はちゃんと存在し続けるし、冥王星ーPLUTOが愛されている天体であることは間違いないだろう。


天文コーナーを作る書店もあるらしい。


うちの天文コーナーは、柱の裏でひっそり・・・