胃酸分泌を止めたら・・・! | すみれ漢方施薬院薬局のブログ

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香川県高松市のすみれ漢方施薬院薬局のブログです。
当院は中国・台湾・韓国・日本古来の漢方薬中心の漢方専門薬局です。
当院の薬剤師は中国各地の中医薬大学や付属病院で漢方研修後、国内でも定期的に中国医師の漢方研修会に参加して最新の情報交換を実践しています。

処方された胃薬が

胃酸分泌を完璧にブロックするタイプだったら・・・・!

特に高齢者の皆様はアブナイかも。

この種の薬、認可当時は使用期間に制限がありましたが

製薬メーカーには賢い人が多いようで次々と使用範囲を広げて

ダラダラ漫然投与が当たり前のようになりました。

胃酸は食物からの栄養吸収に不可欠なモノ。

特にタンパク質の栄養を取り込むのに胃酸分泌がブロックされたらダメになります。

高齢者が体力を付けようと時には肉を食べられると思いますが

胃酸分泌がないと栄養吸収効率が大きく低下します。

 

《胃酸分泌を遮断する「処方せん薬」の副作用例の一部》

注意すべき副作用

AST上昇 、 ALT上昇 、 発疹 、 Al−P上昇 、 LDH上昇 、 γ−GTP上昇 、 好酸球増多 、 下痢 、 不眠 、 振戦

 

主な副作用

AST上昇 、 ALT上昇 、 発疹 、 Al−P上昇 、 LDH上昇 、 γ−GTP上昇 、 好酸球増多 、 下痢 、 不眠 、 振戦 、 尿酸上昇

 

重大な副作用

アナフィラキシー 、 全身発疹 、 顔面浮腫 、 呼吸困難 、 ショック 、 汎血球減少 、 無顆粒球症 、 溶血性貧血 、 貧血 、 顆粒球減少 、 血小板減少 、 黄疸 、 重篤な肝機能障害 、 中毒性表皮壊死融解症 、 Toxic Epidermal Necrolysis 、 TEN 、 皮膚粘膜眼症候群 、 Stevens−Johnson症候群 、 間質性肺炎 、 発熱 、 咳嗽 、 肺音異常 、 捻髪音 、 尿細管間質性腎炎 、 急性腎障害 、 視力障害

 

上記以外の副作用

浮腫 、 過敏症 、 そう痒 、 多形紅斑 、 亜急性皮膚エリテマトーデス 、 口渇 、 腹部膨満感 、 悪心 、 嘔吐 、 食欲不振 、 腹痛 、 カンジダ症 、 口内炎 、 舌炎 、 大腸炎 、 collagenous colitis 、 下痢が継続 、 腸管粘膜縦走潰瘍 、 腸管粘膜びらん 、 腸管粘膜易出血 、 下血 、 血便 、 頭痛 、 眠気 、 めまい 、 女性化乳房 、 倦怠感 、 舌のしびれ感 、 口唇のしびれ感 、 四肢のしびれ感 、 筋肉痛 、 脱毛 、 かすみ目 、 関節痛 、 低ナトリウム血症 、 低マグネシウム血症 、 低カリウム血症 、 低カルシウム血症 、 総コレステロール上昇 、 便秘 、 味覚異常 、 うつ状態 、 脱力感

 

本来、胃薬は胃の不快感を我慢出来ない時に服用し、改善したら服薬中止すべきが本来の飲み方。

薬を飲んで胃の不快感を予防するために胃薬を飲んでいるのは国民皆保険制度の弊害かも。

化学薬品のダラダラ漫然服用には相応の覚悟が必要と思いますよ、御用心下さい。

 

《胃腸粘膜の不快感を緩和する自然の恵みエキス=クマザザ》

神代の時代から健康維持に繁用され、その効果のエビテンスEvidence(証拠)は漢方薬同様に

悠久の歴史が今に示してくれています。

火傷・口内炎などにはクマザザエキスを直接

患部に塗布します。

塗布した瞬間、痛みが走りますが直ぐに治まります。

内服する時は 「お湯割り」にします。

健康長寿のためには異物=化学薬品の摂取を減らすことが不可欠です。

今一度、エッセンシャルドラッグを意識して下さい。

医師や薬剤師の多くは必要な時に必要な薬を最小単位・最短期間だけ服用しています。

 

※詳しい事は当薬局の薬剤師陣に御相談ください(要予約)。