熟年代の安全運転維持には???! | すみれ漢方施薬院薬局のブログ

すみれ漢方施薬院薬局のブログ

香川県高松市のすみれ漢方施薬院薬局のブログです。
当院は中国・台湾・韓国・日本古来の漢方薬中心の漢方専門薬局です。
当院の薬剤師は中国各地の中医薬大学や付属病院で漢方研修後、国内でも定期的に中国医師の漢方研修会に参加して最新の情報交換を実践しています。

最近、毎日のよう熟年代=高齢者の交通事故がニュースに

流れていますが、事故の原因究明には

運転者さんが毎日飲んでいる薬、例えば

「風邪薬」・「血圧の薬」・「胃薬」・「安定剤=睡眠薬」など

個別名ではなく、ナニの薬かを公表すべきでは!

薬学生時代に読んだ本に

「4種類以上の薬を飲んでいると《神の領域》にいる」

これは多くの薬を飲んでいると、どの方向へ向かっているのか

神にしか分からないと解釈していました。

日本が世界に誇る「国民皆保険制度」の弊害って

*無駄な検査

*不要な薬の乱用、そしてダラダラと漫然服用

心身の不調=「病気が原因」or「薬の副作用が原因」?

これも神の領域かも。

 

《血圧を下げる薬の副作用例》

注意すべき副作用

AST上昇 、 ALT上昇 、 めまい 、 Al−P上昇 、 LDH上昇 、 浮腫 、 ほてり 、 熱感 、 顔面潮紅 、 動悸

 

重大な副作用

劇症肝炎 、 無顆粒球症 、 血小板減少 、 横紋筋融解症 、 筋肉痛 、 脱力感 、 CK上昇 、 血中ミオグロビン上昇 、 尿中ミオグロビン上昇 、 急性腎障害 、 肝機能障害 、 黄疸 、 γ−GTP上昇 、 白血球減少 、 房室ブロック

 

上記以外の副作用

ふらつき 、 頭痛 、 頭重 、 心窩部痛 、 便秘 、 嘔気 、 嘔吐 、 BUN上昇 、 発疹 、 全身倦怠感 、 徐脈 、 腹水 、 気分動揺 、 不眠 、 錐体外路症状 、 膵炎 、 関節痛 、 勃起障害 、 排尿障害 、 過敏症 、 多形紅斑 、 血管炎 、 血管浮腫 、 女性化乳房 、 脱毛 、 鼻炎 、 体重増加 、 体重減少 、 疼痛 、 皮膚変色 、 胸痛 、 期外収縮 、 洞房ブロック 、 洞停止 、 心房細動 、 失神 、 頻脈 、 眠気 、 振戦 、 末梢神経障害 、 口渇 、 消化不良 、 下痢 、 軟便 、 排便回数増加 、 口内炎 、 腹部膨満 、 胃腸炎 、 筋緊張亢進 、 筋痙攣 、 背痛 、 クレアチニン上昇 、 頻尿 、 夜間頻尿 、 尿管結石 、 尿潜血陽性 、 尿中蛋白陽性 、 代謝異常 、 血清コレステロール上昇 、 高血糖 、 糖尿病 、 尿中ブドウ糖陽性 、 赤血球減少 、 ヘモグロビン減少 、 白血球増加 、 紫斑 、 そう痒 、 じん麻疹 、 光線過敏症 、 歯肉肥厚 、 しびれ 、 耳鳴 、 鼻出血 、 味覚異常 、 疲労 、 咳 、 発熱 、 視力異常 、 呼吸困難 、 異常感覚 、 多汗 、 血中カリウム減

 

《使用中の注意》

降圧作用に基づくめまい等があらわれることがあるので、高所作業、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること。

当薬局では「降圧剤」が処方された方には、毎回「使用中の注意」をお知らせしていますがマイカーで来局されています。

免許返納と言われていますが地方都市では公共交通が不便なために免許が必要と言われますし、経済的負担もマイカー維持より

バス・電車等の経済負担が大きいのが現実。

 

当薬局では60歳以上の方で《認知機能の衰え》が気になる方に

活血化瘀》+《補腎

この二つの健康維持に役立つ方剤をお薦めしています。

 

85歳の猟師さん。

普段はランクル100、山に行く時は4駆の軽トラック。

今回の自動車免許更新も1回でクリヤー。

平素飲んでいる漢方薬はコレ↓。

活血化瘀=冠元顆粒

 

目と腎を元気にする補腎薬=杞菊地黄丸

そして免許更新試験当日の朝に飲んでいるのがコレ↓。

リニューアルした「牛黄清心元」

猟で山に行く時には

このセットを牛黄清心元とポケットに携帯しているそうです。

以前、イノシシの牙を戴きましたが実際に牙を見ると恐いですね。

 

古稀過ぎてから当薬局の爺様薬剤師は高速道路を利用する時には

出発前に、「牛黄清心元」を噛んで食べてポケットに

「救心感應丸氣」と「律鼓心」を携帯しています。

高松~熊本インターまでの到達時間

まだまだ息子達に負けていませんよ。