桜、讃岐路では散り終わり若葉が眩しい時節なのに
寒暖差疲労と春の自律神経失調症による
喘息発作の方からの御相談が増えています。
誰しも「ステロイド(合成副腎皮質ホルモン)吸入剤」を漫然使用したくないのですが
一度、使い出すと残念ながら漫然使用となっているようです。
《喘息》・・・、呼吸器疾患ですが漢方的には
《気虚(ストレス過多)》・《腎機能低下》・《冷え》
これらが大きな要因と考えています。
《肺を元気にする植物性生薬》
「黄耆」配合の漢方薬は、発作時に服用しても意味はありません。
漢方で説いています「未病先防」に役立つ方剤に配合されています。
《ストレスに克つ動物性生薬》
(サイガレイヨウの角先=「羚羊角」)
(ジャコウ鹿の雄が雌を惑わすフェロモン=「麝香」)
これらの動物性生薬配合の漢方薬は「発作が出そう」・「ナニかヘン」
こんな時に、即飲みます。
また、発作時に飲んでも役立ちます。
喘息発作、時には命に関わる事がありますので御用心下さい。
ステロイド(合成副腎皮質ホルモン)は効いても根治する事は難しいですし
ダラダラ漫然服用していたら相応の副作用に御用心。