《喘息》対策にも漢方薬や自然の恵みを! | すみれ漢方施薬院薬局のブログ

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香川県高松市のすみれ漢方施薬院薬局のブログです。
当院は中国・台湾・韓国・日本古来の漢方薬中心の漢方専門薬局です。
当院の薬剤師は中国各地の中医薬大学や付属病院で漢方研修後、国内でも定期的に中国医師の漢方研修会に参加して最新の情報交換を実践しています。

桜、讃岐路では散り終わり若葉が眩しい時節なのに

寒暖差疲労と春の自律神経失調症による

喘息発作の方からの御相談が増えています。

誰しも「ステロイド(合成副腎皮質ホルモン)吸入剤」を漫然使用したくないのですが

一度、使い出すと残念ながら漫然使用となっているようです。

《喘息》・・・、呼吸器疾患ですが漢方的には

《気虚(ストレス過多)》・《腎機能低下》・《冷え》

これらが大きな要因と考えています。

《肺を元気にする植物性生薬》

「黄耆」配合の漢方薬は、発作時に服用しても意味はありません。

漢方で説いています「未病先防」に役立つ方剤に配合されています。

 

《ストレスに克つ動物性生薬》

(サイガレイヨウの角先=「羚羊角」)

 

(ジャコウ鹿の雄が雌を惑わすフェロモン=「麝香」)

 

これらの動物性生薬配合の漢方薬は「発作が出そう」・「ナニかヘン」

こんな時に、即飲みます。

また、発作時に飲んでも役立ちます。

喘息発作、時には命に関わる事がありますので御用心下さい。

ステロイド(合成副腎皮質ホルモン)は効いても根治する事は難しいですし

ダラダラ漫然服用していたら相応の副作用に御用心。