こんな時にも漢方薬は効く! | すみれ漢方施薬院薬局のブログ

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香川県高松市のすみれ漢方施薬院薬局のブログです。
当院は中国・台湾・韓国・日本古来の漢方薬中心の漢方専門薬局です。
当院の薬剤師は中国各地の中医薬大学や付属病院で漢方研修後、国内でも定期的に中国医師の漢方研修会に参加して最新の情報交換を実践しています。

こんな不快感が続く時・・・!

《胆が冷えているのかも》

「逆上せ、顔がほてる・赤い」のに四肢に冷えを感じたり

体温測定したら36℃以下。

こんな時には基礎体温を正常にしながら「胆」を温める漢方薬があります。

そして脳を元気にする・脳の濁熱を清める動物性生薬を併用すると

スッキリ元気になれます。

その動物性生薬とは・・・ナニ?

《サイガレイヨウ》

この角先が

《羚羊角》

貴重・希少な動物性生薬の一つが《羚羊角(レイヨウカク)》

 

このサイガレイヨウ、別名は《高鼻羚羊》。

この名の通り長い鼻と大きな鼻孔が目立ちます。

それは生息している地域がモンゴル・カザフスタンなどの草原や砂漠。

夏には40℃以上なのに冬は氷点下30度以下という過酷な環境下です。

そのために鼻から吸い込んだ空気を適温にするために、このような生態になったとようです。

この羚羊角には芳香開竅作用と清熱解毒作用があります。

脳をスッキリさせる作用がありますので、イラストのような不快感を感じたときには

胆を温める漢方薬と併用していください。

認知症対策にも羚羊角は活血化瘀の方剤と活用できます。

※詳しくは当薬局の薬剤師陣に御相談下さい(要予約)。