ホンマモノの「しょうが湯」 | すみれ漢方施薬院薬局のブログ

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香川県高松市のすみれ漢方施薬院薬局のブログです。
当院は中国・台湾・韓国・日本古来の漢方薬中心の漢方専門薬局です。
当院の薬剤師は中国各地の中医薬大学や付属病院で漢方研修後、国内でも定期的に中国医師の漢方研修会に参加して最新の情報交換を実践しています。

6包入1箱=734円(税込)

マーケット等で販売されている「葛」ではなくバレイショデンプン使用、

そして「三温糖」ではなく白砂糖(精製砂糖)使用より

高いと思いますが、価格相応の成分含有です。

 

タキザワの「しょうが湯」に配合されています植物性生薬

《「葛」の薬理作用》

漢藥の臨床応用(中山医学院.編 神戸中医学研究会 訳.編)より抜粋

解肌退熱・生津止瀉・滋潤筋脈

その他

解熱作用・冠状動脈の拡張・脳血流の増加

 

葛根湯に配合されています植物性生薬の一つです。

安価な「しょうが湯」or「くず湯」には代替のバレイショデンプン配合です。

 

《「桔梗」の薬理作用 》

清肺堤気・祛痰排膿・鎮咳

化膿性疾患に「桔梗」配合の漢方薬、繁用しています。

かの《金羚感冒散》にも「桔梗」は配合されています。

ノドか痛い時には「金羚感冒散」+「板藍根エキス」が基本。

安易な抗生物質の漫然服用には要注意です。

 

《「甘草」の薬理作用》

補脾益気・清熱解毒・潤肺止咳・抗炎症

 

 

 

 

《ホンマモノの「しょうが湯」活用方法》

 

体力に自信のない方、すでに汗ばんでいる方

汗が漏れている方には

風邪かなっと感じた時に《葛根湯》よりも

《ホンマモノの「しょうが湯」》

アツアツで飲んで見て下さい。

 

《「生姜」と「乾姜」の使い分け》

※この二つ、似て非なる物

これからの季節、自宅で製造できる生薬として

《陳皮》&《乾姜》

※作り方・使い分け、詳しい事は当薬局の薬剤陣に御相談下さい(要予約)。