西洋人参 | すみれ漢方施薬院薬局のブログ

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香川県高松市のすみれ漢方施薬院薬局のブログです。
当院は中国・台湾・韓国・日本古来の漢方薬中心の漢方専門薬局です。
当院の薬剤師は中国各地の中医薬大学や付属病院で漢方研修後、国内でも定期的に中国医師の漢方研修会に参加して最新の情報交換を実践しています。

日本では『世界四大人参(薬用)』の『朝鮮人参』が一番認知度が高いと思います。

《世界四大人参》

①朝鮮人参  ②西洋人参  ③田七人参  ④シベリア人参

 

この四種類の人参で『西洋人参』だけが『涼性』、つまり発熱時に飲める生薬です。

 

《西洋人参の特徴》

☆栄養分に富んだ水分を生み出し体液を補給する

発熱で干涸らびた体に瑞々しさを漲らせる

 

☆元気の気を漲らせる

発熱で消耗した『気』を補う

 

☆元気の気を補いながら発熱で興奮した中枢神経を抑制する

 

《インフルエンザでの発熱時に『涼解楽』と併用ししてみて下さい》

☆西洋人参は薬局サプリメントとして漢方専門薬局で薬剤師が販売しています。

煎じる必要のないエキス顆粒です。

 

☆八百屋さんにある西洋人参は『セリ科』、世界四大人参は全て『ウコギ科』です。

 

☆西洋人参が一躍有名になったのは『お受験』の国々で富裕層が挙って子供達に飲ませたそうです。

頭脳のオーバーヒートを改善しながら元気の気を補えるそうです。

※漢方的には動物性生薬『羚羊角』を配合した漢方薬の『能活精』とか『牛黄清心元』との併用を受験生の皆様にお薦めしています。