発酵したホンマモノの甘酒 | すみれ漢方施薬院薬局のブログ

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香川県高松市のすみれ漢方施薬院薬局のブログです。
当院は中国・台湾・韓国・日本古来の漢方薬中心の漢方専門薬局です。
当院の薬剤師は中国各地の中医薬大学や付属病院で漢方研修後、国内でも定期的に中国医師の漢方研修会に参加して最新の情報交換を実践しています。




まだ、正月ボケでアイドリング中なのに「手書き」の処方せんが持ち込まれました。

事前にFAXされましたが薄くて見えない。

ナンダ、日本語かな?

病院名は印刷されていますが医師の名前と処方欄が手書き。

あまりの達筆なので全く判読できないのです。

ネットで調べて多分、これた゛ろうと先ずは確認。

患者さんが原本持参で再度、聞き取り調査?。

本当に手間がかかりました。

そのあとで、東京からお帰りのお客様に甘酒戴きました。

「甘酒」と言う言葉、季語辞典では「夏」なのです。

「飲む点滴」、これは麦味参顆粒の謳い文句ですが夏場の飲む点滴とは本発酵した「甘酒」なのです。

栄養ドリンクなど皆無だった江戸時代、夏の風物詩として「甘酒売り」が描かれています。

ビタミンやミネラルそして酵素もタップリ含まれています。


酒粕を湯に溶いたインスタントの甘酒ではなく本発酵の甘酒は値千金です。




冷凍食品の農薬混入が話題となっていますが、香川県かでも買った人がいたようです。

コンビニエンスconvenience、確かに冷凍食品は便利かとおもいますが食の安全安心からは、ほど遠い食材だと私は思っているので我が家では買ったことがありません。

鰹のタタキ、これも解凍したものと生のものでは風味が別物ですね。

切り口の変色しないカット野菜、これもコンビニエンスconvenienceかもしれませんが、新型栄養失調の一因と言われています。

腐らないもの・固くならないもの・変色しないものは買わない・食べないことが必要な時代かも。


普通の甘酒より少し高いけれど、こんな甘酒が高松でも買えたらいいですね。