24日の土曜日、西植田コミュニティセンターへ香川県国民健康保険団体連合会の依頼で「平成25年度国保健康教室講演」に行ってきました。
以前にも一度行ったことがあります。
当薬局の近くにある四番町コミュニティセンターと異なり施設も駐車場も格段に広いので便利です。
番町は高松のビバリーヒルズ、こんな広い場所を確保するには億単位の予算が必要だから無理ですね。
今回のテーマは「漢方の知恵で正しい食生活を」~聞いて納得、知って健康~。
これは長年、NHK文化センターで講義しているテーマす。
40人の方々の聴講でした。
薬剤師会の方からは「利用していますか?ジェネリック医薬品」という冊子が用意されていましたので、講演の最後に説明しました。
先発医薬品に比べて安価なジェネリック医薬品は患者さんが希望しても担当医師が変更しないと薬局では勝手に変更できないのが現実です。
当薬局では患者さんがジェネリック医薬品に変更希望なので担当医師に変更を申し出たら即座に断られました。
これが現実なのです。
先発メーカはバカじゃないですね。
ありとあらゆる手段を駆使しているようですね。
私見
バルサルタン(商品名=ディオバン)という高血圧改善薬が話題になっていますね。
億単位のお金を研究費という明目で各大学に寄付して虚偽のデーターを提出した問題。
この処方せん薬は平成12年に承認され昨年までに1兆円以上の売上とか。
これって後発品がまだ登場していないのです。
でも、この処方せん薬以外に多くの高血圧治療薬があり、そのなかにはジェネリック医薬品が存在します。
私自身は処方せん薬は飲みませんが、飲むときには当然、安価なジェネリックを飲みます。
ジェネリックが存在すると言うことは、その処方せん薬が世間に登場して一定以上の年月が経過していて主作用も副作用も知り尽くしているという安全性が認知されていることです。
都会では多くの医師が処方箋には一般名で記載しています。
一般名ですと患者さんがジェネリック医薬品を希望されたら薬局で即、ジェネリック医薬品に変更可能です。
講義の内容では
①陰陽五行説による季節と五臓六腑の関係
②正しい血圧管理には脈圧と平均血圧が必要
③高脂血症、正しい数値とは
動脈硬化指数(AI)を計算しましょう
血圧とコレステロールは高いことよりも低いことが危ない
④食の安全
ショートニング(マーガリンから色素と香料を除いたプラスチックオイル)の危険性
白砂糖(精製砂糖)の危険性
塩の必要性(「塩断ち」は命がけの苦行)
何故、野口英世博士のお母さんが「塩断ち」したのか
⑤牛乳の危険性
今、小学1年生も6年生も、いつの間にか180mlから200mlに増量された牛乳を飲まされている実態
皆様も食事(御飯・味噌汁・糠漬け)時に牛乳200ml飲んでみて下さい。
満足に食べられますか?
カルシウムを比べますと煮干し22倍・ヒジキ14倍・ワカメ13倍・昆布8倍・切り干し大根5倍も牛乳よ
り多く含んでいます
これぞ和食の力です
⑥玄米食神話の正しい理解
玄米食は万能にあらず