ベランダのプランターに、こんなキノコ?が2本生えていました。
多くのキノコにはβグルカンと言う薬効をもった多糖類を持っています。
このキノコにもそんな成分があるのでしょうか。
せっかく生えたのだから暫く水を切らさずに育生しようと思ったら数日で消滅してしまいました。
少し残念。
薬局ではキノコ多糖類をエキスにした多様なサプリを扱っていますが、やはりガン細胞が体内に増殖しているときに自己免疫力や恒常性維持機能(ホメオスターシス)を高める方策の一つとして自然の恵みエキスは役立てるべきだと思います。
キノコと言えば「霊芝」も有名です。
秦の始皇帝は東方に不老不死のキノコがあると聞いて使いを出して見つけたのが「霊芝」と言われています。
中国では霊芝を不死草・神芝・芝草などと呼んでいます。
「帝王の仁徳が天下の草木にまで及ぶ世には、芝草が多く生える」と言われ健康と幸福のシンボルだそうです。
日本では顕宗天皇の時代、三本の枝を持つマンネンタケが献上され、喜んだ帝は、その者に幸草にちなんだ三枝部連(さえぐさべのむらじ)の名を賜ったという記録があるそうです。
三枝さんて、その方の末裔なのでしょうか。
三本足の霊芝は薬局に展示しているものです。