7/7:旧名鉄美濃駅→長鉄美濃市駅探訪&新幹線超お得切符(北美濃日帰り旅) | sumioSLC57の鉄道情報ブログ

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鉄道技術者(建設系)としての目線でも書いてます。
2021/12から鉄道建設のため北の大地で奮闘中。

20.旧名鉄美濃駅探訪

うだつの上るまち美濃市のもう一つの観光目玉?旧名鉄美濃駅です。

岐阜市内徹明町〜(新)関〜美濃駅間が軌道(路面電車)名鉄モ510形線として、

営業されていましたが関〜美濃駅間が1999年、徹明町〜関駅間が

2005年に完全に廃止されました。

その旧名鉄美濃駅駅舎がほぼ完全な形で保存されているのには、

驚きです。国の登録有形文化財にもなっていますビックリマーク

1)旧名鉄美濃町線ってどこ走ってたの?

当然、廃止駅舎を目にすれば、廃止路線はどこを走っていたのか?

知りたくなるなります。鉄道雑誌で度々、名鉄軌道線が岐阜の方に

あるのは知っていましたが、どうしても岐阜より京都という田舎根性が

出てしまい、とうとう乗車できずじまいで廃止になっていました。

ほとんど県道や国道の併用軌道でしたが、一部↓の写真の様に

専用軌道もあったようです。関〜美濃駅間は、長良川鉄道と完全に

平行路線で営業的に厳しく、先に廃止汗になりました。。。

関〜名鉄岐阜間もショートカットの様に見えますが、岐阜バス

(同じ名鉄Grp)との競争に敗れ、廃止になりましたしょぼん。。

面倒臭くなり図面には書きませんでしたが(←書けよパンチ!;自己ツッコミ)

岐阜織田信長の2㎞手前に田神線なる短絡線により各務ヶ原線と相互直通

され、ほとんど電車が名鉄岐阜名鉄モ510形まで運転されていたようです。

この図面を書くのに誰が運営しているのかよく分かりませんが、

大変良く出来ている廃線跡がよく分かる「鉄道歴史地図」なるサイトを

参考にさせていただきました。(https://rail-history.org/r/17449.html

2)車両観察(モ510形)

モ510形は1926(大正15)年旧美濃電気軌道㈱からの現存する伝統車。

先頭車が半円形で5枚窓なのは、大正っぽくて、いいですね合格ビックリマーク

車内は、ミニ資料館になっていて、何よりも驚きなのは、Sumioの憧れ

オールクロスシート指定席になっているんですよ合格アップ

痛恨なことに写真がありません。スマヌ。。。

3)530形

名鉄オリジナル車だけど、晩年は土佐電鉄に譲渡されていたようです。

車内は思いの他、状態が良く保存されていますグッド!。このままの状態で

営業運転ができる様です。この保存状態で、無料見学をさせて頂ける

ように整備している美濃市に感謝感謝です。

運転席は、極めてシンプル。真ん中にあるのはスピードメーターバビュン

ではなく、電流計だけかなはてなマーク右側のスイッチは、ドアや照明のスイッチ類。

営業運転は40㎞/hなので、スピードメーターは要らないのかも知れ

ません。。。

4)モ870形(左)とモ610形(右)

左のモ870形が旧札幌市電時計台だと分かる方は、かなりの路面電車

マニアですねにひひ!?。2両編成の連接台車だったせいか、先頭部分の

カットモデルになっています。1枚窓の流線型が最近の低床車LRTでも

通用するデザインだと思いませんかひらめき電球はてなマーク

右のモ610形は、600Vの美濃町線から1500Vの田神線・各務ヶ原線

(名鉄岐阜駅)へ直通運転を行うため、電圧の違う両方走行可能にした

名車だったらしい。。1971年ローレル賞クラッカーも取っているようですビックリマーク

21.美濃市駅周辺

1)カフェ灯屋(あかりや)

駅前にある木造家屋を改造したカフェです。なんせ80分の弾丸

美濃市内観光です。コーヒーの持帰りを聞いてみましたが不可との

こと汗。。GooglemapGoogle Mapで店を覗くと、木の雰囲気たっぷりの気持ちの

いいカフェコーヒーのようです。

2)長良川鉄道美濃市駅

往路ホーム上での「さくらまつり」の看板が気になっていましたが、

駅舎外にも掲示されているんですね(当ブログシリーズ2/7)叫び。。。

こちらは、営業している現役の国・登録有形文化財。

盛土上のホームに通じる木造上家の通路です。首都圏では、ほとんど

見かけない構造ですネグッド!(ホーム写真はシリーズ2/7の再掲です)

22.初乗車東海地区NewRapid

岐阜からは恐らく初乗車 New Rapid そう「新快速」で一路、名古屋へ

この弾丸日帰り奥美濃旅も終わりです汗。。

岐阜県の方は、新幹線に乗る場合に私鉄で岐阜羽島に出ている訳では

ないのですねはてなマーク。。

23.超お得切符「日帰り1day 行っトクか!名古屋」JR東海

この日帰り旅行で利用したのがJR東海ツアーズ発売のこの企画券。

通常東京〜名古屋は11,090円×往復=22,180円(のぞみ指定)ですが、

このツアー①のぞみ指定席特急券②1500円分の食事券③1500円分の

キオスクでの買物券がついて16,000円ビックリマークの超お快特切符チケットなの

ですグッド!。つまり正規は22180+1500+1500=25,180円となり、ナント・

Nanto・南都9,180円ポーンもお得ということになります。なんと

太っ腹のJR東海さんJR九州(←よいしょDASH!!!)。ただし、この種の企画券は、

多客の時間帯は当然、割増料金が必要となります。また、指定席の

変更もできません(ただ自由席への変更は可能?)。また、お盆など

繁忙期は24,200円となり、お得感はあまりありません。。

Sumioは駅ビル内にあった「廣寿司」に入りました。松前(さば?)寿司と

まぐろ、お吸い物のセットでこれも無料(コミ)グッド!

ぶっ飛びの日帰り岐阜の旅の仕上げはキリンビール生ビールで締めビックリマーク

(7回シリーズ完)