【今日の気づき】
おはようございます😃

「自己実現のための7つの原則」
のうち、

第3の原則についてお届けします。

↓↓↓↓↓↓↓

第3の原則は、

「感情とのつきあい方を学ぶ」

です。



感じたくない感情
いろいろありますよね。

たとえば、
悲しみとか、不安とか、孤独感とか、
がっかりとか、残念とか、焦りとか・・・

これらの感情は、
できるなら味わいたくないですよね。



ですが、
これらの感情が湧いてきたときに、

その感情を受け入れて、
ちゃんと感じて味わうことができたら、

感情は次第に和らいできます。



感情は十分に感じて味わうと、
次第に解放されていって、
和らいでくるのです。

(ただし、怒りのような第二感情は、
そのまま味わうのではなく、
その背後にある第一感情を見つけて
それを感じて味わうと、
怒りの感情も和らいできます)



しかし、

感じるにはあまりにも苦しい感情や、

感じると呑み込まれてしまいそうな
強い感情もありますよね。

そのような感情を
無理に感じて解放しようとすることは、
おすすめできません。

心のバランスが崩れて
情緒不安定になったり、
心がダメージを受けたりする場合が
あるからです。



心の深い傷から来る感情や、
トラウマチックな出来事にまつわる感情
についても、

無理に感じようとしたり、
解放しようとすると、
心が不安定になることがあります。



余談ですが・・・
心理的デブリーフィングという言葉を
ご存知ですか?

心理的デブリーフィングというのは、

1990年代に、
災害や事故の被災者・被害者に対する
心理的援助法として、
よく用いられた方法です。



ジェフリー・ミッチェルという人が
考案した方法で、

強いストレスを生じるような出来事や
トラウマチックな出来事を体験した人に、

その体験について語ってもらいながら、
その体験にまつわる感情の表出を促す
方法です。



この方法がPTSDの予防になると信じられ、
1990年代においては、
アメリカにおける被災者支援の定番とされました。

(「PTSD」とは、トラウマの傷が後々にまで残り、その人の人生に影響をもたらすこと。
「心的外傷後ストレス障害」とも言う)


援助者が被災者にインタビューする形で、
体験を語ってもらって、
感情の表出を促したり、

あるいは大きな災害が起きた後などに、
被災者を何人か集めてグル-プを作り、
グループ内で個々の体験を語り合ってもらって、
感情の表現を促したり、

そのような形で
心理的デブリーフィングは行われました。

被災者があまり話したがらない場合でも、
「話して感情を解放すれば楽になりますよ」
と促したのです。

(この心理的デブリーフィングは、
日本にも、阪神淡路大震災の直後、
アメリカから紹介され、入ってきました)



ところが、21世紀に入ったころから、

心理的デブリーフィングは、
PTSDの予防に有効でないばかりか、
トラウマ反応を強化してしまったり、
トラウマからの回復を遅らせたりする
場合がある、

という報告が相次ぎました。


「心理的デブリーフィングを行った直後には、
良くなった感じが得られるのだが、
将来的にはかえってPTSD症状が悪化する」
という実証データも提出されました。



こういった経緯もあって、現在では、

国際学会やアメリカの精神医学界において、
「被災者に対して心理的デブリーフィングを
行うべきではない」
というコンセンサスが成立しており、

また、日本でも、
『災害時地域精神保健活動ガイドライン』
には、

「災害直後に体験を聞きだすような介入は
有害であり、行ってはならない」
と記されています。



トラウマチックな出来事の記憶にともなう
強い感情や、
長年に渡るストレスにともなう強い感情を
安全に扱うには、

その感情に圧倒されないだけの強さを持った
柔軟かつ丈夫な「心の器」が必要です。

まず、「心の器」づくりが先決なのです。



「心の器」の柔軟さと丈夫さが十分ではない状態で、強い感情や根深い感情に無理に向き合うと、

その感情に圧倒されてしまって、

精神的に不安定になってしまったり、
怒りっぽくなってしまったり、
トラウマ反応を強化してしまったりする
ことがよくあるのです。



もう一つ、別の話をしますね。

1970年代から1990年代くらいにかけて、
主にアメリカの西海岸で、
感情のストレートな発散や表出を促す
ワークショップが流行りました。

それらのワークショップでは、
「感情の解放」という名目のもとに、
感情を喚起し表出させる手法が用いられ、

感情をゆさぶられた参加者の号泣する姿が、
会場のあちこちで見られました。

高揚した雰囲気の中で、
感情を喚起し増幅させる手法を用いる
タイプのセミナーもありました。

また、怒りの感情なども
ストレートに表出・発散するよう促す
ものがかなり多かったようです。



参加者の中には、
「スッキリして、楽になった」
「素晴らしい体験をした」
といった感想を述べる人も
多くいましたが、

一方、
ワークショップに参加したことで
情緒不安定になってしまった人や、
怒りっぽくなってしまった人や、
感情のコントロールができなくなって
しまった人も
たくさん出たのです。



丈夫な「心の器」が
できあがってない状態で
感情をストレートに発散・表出することを
繰り返すと、

「心の器」が脆弱化したり、
損傷することもあります。

上記のようなワークショップの
参加者の中には、

そのようなことになってしまった方も
かなりおられたものと思います。



以上、
心理的デブリーフィングの話と
感情解放系ワークショップの話を通してお伝えしたかったことは、

どんな感情でも感じて味わえばよい
というわけではありません、

ということです。



落ち着いて静かに感じることができる感情
については、
じっくりと感じて味わうとよいと思います。

そうすると、その感情は、
徐々に解放されていき、和らいできます。



ですが、
圧倒されるような感情や
呑み込まれそうな感情や
向き合うことに強い抵抗が生じる感情
については、

無理に感じようとするのではなく、
一旦、フタをすることが大切です。

そして、この「フタをする」ことも、
「心の器」づくりを促します。




圧倒されるような感情には一旦フタをし、

静かに感じて味わえる感情は
じっくりと感じて味わう、

この繰り返しによって、
柔軟かつ丈夫な「心の器」が育ちます。



柔軟かつ丈夫な「心の器」とは、

ケース・バイ・ケースで、
状況に応じて、

感情にフタをすることもできるし、
感情を感じて解放することもできる、

そんな器です。



そして、
「心の器」づくりがさらに進めば、
やがて、フタをした感情とも
向き合うことができるようになります。

一旦フタをした感情を、
静かに感じて、安全に解放できるように
なるのです。



というわけで、
ここまでのところをまとめますと、

感情を感じて解放することも、
感情にフタをすることも、

状況に応じて、
どちらもできるようになることが大切、

ということです。



ちなみに、
アクティング・アウトを頻繁にする人は

感情にフタをする力が弱い、
とも言えます。

つまり、自分では抱えきれない感情を
衝動的に行動や態度で表してしまう人は、

感情にフタをする力が
十分ではないわけです。



ビジネスの世界で普及しつつある
アンガー・マネジメントにおいても、

「感情の直接的な発散を頻繁にしていると、
心の膜が薄くなって、
ますます怒りっぽくなる」
ということを教えていますね。

アクティング・アウトを頻繁にやっていると、
「心の器」が脆弱化してしまい、
感情にフタをする力も弱まってしまうのです。



ただ、
アクティング・アウトも
心を守る方法の一つであり、
それはまったくなくすことはできないと思います。

大切なのは、
アクティング・アウトの頻度を
少しずつ減らしながら、
「心の器」を育んでいくことです。

そして、
そのためのカギを握るのが、
感情とのつきあい方なのです。



以上、今回は、
自己実現のための第3の原則として

「感情とのつきあい方を学ぶ」
というお話をしました。


感情とのつきあい方を習得する上で、
非常に効果的な手法としては、

・マインドフルネス認知療法
・弁証法的行動療法(DBT)
・アクセプタンス&コミットメントセラピー(ACT)

などの手法があります。
ご参考にしてください。


これらの手法はどれも、
マインドフルネスと心理療法を
組み合わせたもので、効果があると言われています。


ちなみに、
マインドフルネスというのは、

今この瞬間の自分の心の状態に
あるがままに気づくためのエクササイズ
のことです。

このマインドフルネスは、
Google や Intel をはじめとする先端企業が
社員のストレス解消や能力開発のために
取り入れていることで話題になったので、
ご存知の方も多いかもしれませんね。


※タイトルに【保存版】とつけさせて頂いている回は私自身が何度も読み返したい内容だからです。あらかじめご了承ください。
【今日の気づき】
おはようございます😃

「自己実現のための7つの原則」
のうち、

第2の原則についてお届けします。

↓↓↓↓↓↓

第2の原則は、

「心の器を育む」

です。



この第2の原則について
理解していただくために、

まず、
自己受容についての話から
始めたいと思います。



自己受容とは、
自分をあるがままに受け入れること、


別の言い方をするなら、


自己受容とは、
自分という存在(being)を
受け入れることです。


ですが、

「あるがまま」とか
「存在」とか
「being」という言葉は、

何やら抽象的で、わかりにくいですよね。



そこで、
もっと具体的な言い方をするなら、


自己受容とは、
自分の感情を受け入れて、
それをちゃんと感じることです。



自己受容を深めていくこと、
つまり、
自分の感情を受け入れて感じていくことは、

自己実現の土台づくりとしても
すごく大切です。



しかし、

自分の感情を受け入れて
ちゃんと感じる、

ということは、
簡単なことではありませんよね。



自分の感情を
ちゃんと自分で感じるためには、

自らの心の中に、
感情をしっかりと抱えるための
丈夫な「器」が必要です。



これが「心の器」です。

「心的容器」とも言います。



この「心の器」がしっかりしていないと、

私達は
自分の感情に直面することができず、

無意識のうちにさまざまな方法を使って
その感情をごまかしたり、
その感情を感じることを回避したりします。



ただし、それは、
自分の心を守るうえで
必要なことでもあります。

心の器が脆弱な状態のまま、
自分にとって感じるのがキツい感情に
無理に直面しようとすると、

心のバランスが崩れてしまいます。


ですので、私たちは

自らの「心の器」の丈夫さの度合いに応じて、

キツい感情に直面することを
無意識のうちに回避し、
自分の心を守っているのです。



心を守る方法の一つに
アクティング・アウトというものがあります。

アクティング・アウトとは、
直面するのに耐えられない感情や
自分では抱えきれない感情を
無意識のうちに行動にして表すことです。



怒りを相手にぶつけるのも、
一種のアクティング・アウトです。

たとえば、
自分の意見に対して
妻から反対意見を言われ、
怒っている夫がいるとします。

そして妻に対して、
怒りをぶつけるように
「お前は頭が悪い!
何もわかっていない!」
と怒鳴っているとしたら、

この夫は
アクティング・アウトをしていることに
なります。



怒りは第二感情と言われますね。

怒りの背後には、
本来の感情(第一感情)が
隠れています。

上記のケースでしたら、

夫は、
自分の意見に賛同してもらえなくて
「がっかり」したのかもしれませんし、

自分の意見に反論されて
「悲しかった」のかもしれません。

この場合、
「がっかり」や「悲しみ」が
本来の第一感情です。


多くの場合、
本人は第二感情としての怒りしか
自覚していませんが、

実際は、その背後に、
本来の第一感情があるのです。



しかし、これら本来の感情を
自分で抱えて感じるためには、
丈夫な「心の器」が必要です。



「心の器」が丈夫でない状態で
「がっかり」「悲しみ」などの感情に直面
するのはとてもキツいことです。

そこで、無意識のうちに、
怒りという第二感情にすり替えて、
それを相手にぶつけることにより、

「がっかり」や「悲しみ」などの
本来の感情への直面を
回避しているのです。



逆に、
「心の器」が丈夫になってきて、
自分の中の「がっかり」や「悲しみ」に
直面できるようになると、

それを怒りという第二感情にすり替えて
相手にぶつける必要がなくなってくるわけです。



ここで、話を
アクティング・アウトに戻しましょう。

アクティング・アウトとは、

直面するのに耐えられない感情や
自分では抱えきれない感情を
無意識のうちに行動にして表出すること、

でしたね。



「相手に怒りをぶつける」
の他にも、

アクティング・アウトには
いろいろあります。

たとえば、

「やけ食いをする」
「酔っぱらうまでアルコールを飲む」
「ギャンブルにのめり込む」
「衝動的に浪費をする」
「仕事中毒になる」
「自傷行為(リストカット等)をする」

などもアクティング・アウトです。



あとは、

「いじめをする」
とか、

子どもや高齢者に対して「虐待をする」
なども、

アクティング・アウトです。



以上、アクティング・アウトの例を
いろいろ挙げましたが、

これらの背後には、
直面するのに耐えられない感情や
抱えきれない感情があり、

それが行動となって出てくるのです。



「心の器」が丈夫なものではなく、

器に穴があいてたり、
フタがちゃんと閉まらなかったりすると、

その器の中で感情を扱うことができず、

感情が行動に姿を変えて
器から漏れ出てきます。

穴や半開きのフタから
中身(感情)が漏れ出るわけです。

これがアクティング・アウトです。



アクティング・アウトには、

自分の心を守るという面もあります。


自分の中で直面できない感情や
抱えきれない感情を、
行動によって表出することで、

その感情への直面を避け、
自分の心を守っているわけですね。



しかし、
あまり健康的な守り方とは
いえません。

相手を傷つけてしまったり、
自分の健康を害してしまったり、
自分の経済状態に大きなダメージを
与えたりするからです。



そこで、
「心の器」を丈夫にすることが
大切になってきます。

「心の器」が丈夫になると、

私達は自分の中の

悲しみ
不安
孤独感
がっかり
残念
劣等感

無力感

などの感情を、
自分でちゃんと感じて味わい、
解放することができるようになります。

これが自己受容です。


そして、そうなると、
アクティング・アウトという方法に
依存しなくてもよくなります。



また、「心の器」が丈夫になると、
他者との間に境界線を引けるように
なります。



境界線が弱い人は、

たとえば友達から、
何かのイベントに誘われたとき、

気乗りしない場合でも、
なかなか断れません。


「これを断ったら、
友達はがっかりするだろう」
とか、

「これを断ったら、
友達は不機嫌になるだろう」
といった考えが頭によぎって、

断れなくなってしまうのです。


たしかに、誘いを断った場合、
相手ががっかりしたり、
不機嫌になったりする可能性は
ありますよね。

そして、
相手のがっかりする表情を見たり、
不機嫌な態度を見たときに、

こちらの心の中には、
「不安」や「罪悪感」などの感情が
湧き上がってくるわけですが、

その「不安」や「罪悪感」を
自分で抱えて感じる器がない場合、

それらの感情を回避するしかない
わけですね。


そして、多くの場合、
断らないことによって、

つまり、
誘いに対して「イエス」と言うことで、

「不安」や「罪悪感」を味わうことを
回避するわけです。



このやり方は、

「不安」や「罪悪感」を回避するという
意味では、
自分の心を守っているわけですが、

「誘われたことに対して気乗りしない」
という自分の気持ちを抑えて
他者に奉仕することになるので、

ストレスがたまります。

また、他者に振り回される人生に
なってしまいます。



「心の器」を丈夫にして、

自分の中の「不安」や「罪悪感」を
自分で抱えて感じきることができるように
なれば、

相手ががっかりすることや、
相手が不機嫌になることが、
それほど怖くなくなり、

必要に応じて
断ることができるようになります。



「心の器」を育んで丈夫なものにすれば、

他者との間に境界線を引くことが
できるようになり、

それが、
心の安全基地を強化することにもなり、

自己実現の土台づくりも
進んでいくのです。



最後に
ワークセッションの提案をするにあたり、

もうひと言だけ
お伝えしておきたいことがあります。


私達は
心に余裕がないときほど、

アクティング・アウトをする頻度が
高くなります。


逆に、
心に十分な余裕があるときは、

自分の中の感情に直面する余力も
あるので、

アクティング・アウトをする頻度が
低くなるのです。


今回のワークセッションは


1.今回の記事を読んで何を感じたか?

2.自分はどんな条件を満たしているときに、
心に余裕ができるか?

3.心の余裕をつくるために何ができるか?


これが、今回のワークセッションです。



情報をインプットするだけでなく、
自分の内面にあるものをアウトプットする
ことで、理解と気づきが深まり、
学んだことが定着します。

ぜひ、この機会に、
気軽にアウトプットする習慣を体得され、
学びをご自分のものにしてください。




※タイトルに【保存版】とつけさせて頂いている回は私自身が何度も読み返したい内容だからです。あらかじめご了承ください。

【今日の気づき】
おはようございます😃
「自己実現のための7つの原則」

第1の原則についてお届けします。

↓↓↓↓↓↓↓

第1の原則は、

「心の安全基地を強化する」



人は、

心の中にしっかりした安全基地が
確立されていると、

基本的な安心感を持って
人生を生きていくことができます。



基本的な安心感とは、

「自分は自分のままでいいんだ」
「何があっても自分は大丈夫だ」
「この世界は安心できる場所だ」

といった感覚にもとづく安心感のことで、

大丈夫感覚とも呼びます。



心の中の安全基地がしっかりしたもので
あればあるほど、

この基本的な安心感(大丈夫感覚)
が育ちます。



そして、
基本的な安心感が育つほど

失敗を怖れ過ぎることなく
何かに果敢にチャレンジしたり、

好奇心を持って
さまざまなことにトライしてみたり、

他人の目を気にし過ぎることなく、
自分の気持ちや考えを表現したり

することができるようになります。



そのためにも、

しっかりした「心の安全基地」を
確立する必要があるわけです。



心の安全基地とは、
心の中の安全な領域のことです。

他者から侵入されることがない、
誰からも干渉されることがない、

そんな安全な領域を心の中に確保することで、
心の安全基地は確立されていきます。



そして、
その安全基地が頑丈なものになるほど、

私達の中の安心感(大丈夫感覚)
が育つわけです。



「三匹の子豚」という話がありますね。

一匹目の子豚は、
わらで家を建てますが、
オオカミに吹き飛ばされてしまいます。

二匹目の子豚は、
木の枝で家を建てますが、
やはりオオカミに壊されてしまいます。

そして、三匹目の子豚は、
レンガで家を建てたので、
オオカミはこれを壊すことができなかった
わけですね。



これを
心の安全基地に当てはめてみて
考えてみましょう。



心の安全基地が、
わらで建てた家のようなものであれば、

私達は安心感を持って生きることが
できないわけです。


木の枝で建てた家のようなものならば、
わらの家よりはずいぶんマシですが、

それでもまだ安心度は低いですね。


そしてこれが、
レンガで建てた家のようなものになると、

安心度はグンと上がるわけです。



そして、さらに安全基地を強化して、

それが、
鉄骨鉄筋コンクリート構造の建物の
ようなものになれば、

非常に高い安心感(大丈夫感覚)
を持つことができます!



まずは、
わらの家から
木の枝の家に、

次に、
木の枝の家から
レンガの家に、

そして、
レンガの家から
鉄骨鉄筋コンクリートの家に、

といったかんじで、

1ステップずつ、
心の安全基地を強化していくことが、

自己実現に向けての土台づくりに
なるわけです。



心の安全基地の強化方法については
こちらの書籍が参考になると思います。



今回では
第1の原則「心の安全基地を強化する」
のポイントだけを紹介します。


心の安全基地を強化するポイントは
2つあります。

1つは、
他者との間に心理的な境界線を
引いていくことです。



この境界線が弱いと、

他者の目を気にし過ぎたり、
他者からの評価に振り回されたり
してしまいます。


また、境界線が弱いと、

相手をがっかりさせたくないあまりに、
あるいは相手を不機嫌にしたくないあまりに、

イヤなことを断ることができない、
といったことにもなりがちです。


逆に、
境界線をしっかり引けるようになると、
他者に振り回されないようになります。

そして、それによって、
心の安全基地が確立されていくのです。


続いて、
心の安全基地を強化するための
2つめのポイントは、

守りの機能を内在化していくことです。


守りの機能を内在化するというのは

まず、
幼児のケースで考えてみると

幼児の場合、まだ、心の中に
安全基地が確立されてないので、

外の世界に安全基地を求めます。


多くの場合、それは、
母親などの養育者です。

自分を育て、自分の世話をしてくれる
養育者こそが、幼児にとっては安全基地なのです。


幼児は、外の世界に関心を持ち、
冒険をしようと試みますが、


不安になったときには、
すぐに養育者のところに戻り、
養育者に甘え、
養育者に守ってもらいます。



こうして幼児は、

養育者に甘える体験や
養育者から守られる体験を
十分に繰り返すことによって、

養育者との間に愛着(アタッチメント)
を形成します。


そして、
十分に愛着を形成できたときに、

自分を守ってくれた養育者のイメージが
子どもの心の中に定着するのです。

これを一般的には
「母親の内在化」と言いますが、

「養育者の内在化」と言い換えても
よいと思います。



そして、このとき子どもは、

自分を守ってくれた養育者の
「守りの機能」をも心の中に取り込み、

自分の心がしっかり守られた状態を
形成するのです。

これが心の安全基地の土台です。


こうなると、子どもは、
養育者から離れて、
冒険することができるようになります。

心の中に養育者のイメージが
しっかり定着しており、
心が守られた状態になっているので、

実際に養育者がそばにいなくても、
安心して冒険できるのです。



ですが、僕たちは、
養育者との関係で、

十分に甘えたり、
十分に守られるという経験を、

必ずしも
できているわけではありません。


それらを十分に経験できていない場合、

養育者の内在化も
十分にはできていないでしょうし、

その場合、
「養育者の守りの機能」も
内在化していないので、

心の守りが手薄になっています。


ですが、ご安心ください。

大人になってからでも、

自分で自分の心に守りを入れていく
ことによって、

その守りの機能を内在化させ、

自分の心がしっかり守られた状態を
つくることができるのです。




つまり、養育者に頼らなくても、
守りの機能を内在化することが
できるのです。


今回は、

守りの機能を内在化するための、
すぐに実践できるシンプルな方法を
一つ選んでお教えします。



それは、

自分の心の支えになる言葉を
繰り返し自分にささやきかける、


という方法です。



その言葉は、
どこから見つけてきてもOKです。

愛読書の中から見つけた言葉
でもいいし、

好きな映画の登場人物のセリフ
でもいいし、

自分で思いついた言葉
でもOKです。



まずは一つ、
その言葉を決めて、

繰り返し自分にささやきかけるように
してみてください。


特に、

思いどおりにならない状況のときや、
感情的・反応的になりそうなときや、
心が不安に襲われたときなどに

自分にささやきかけると効果的です。



そして、
これを繰り返せば繰り返すほど、

やがて、その言葉が
無意識の領域に徐々に浸透していき、

心の守りとなって、
私達を支えてくれるようになります。



その言葉が心の底に十分に定着した
と感じたら、

別の言葉に切り替えて、
それをまた繰り返しささやきかけると
よいのです。



著者 野口嘉則氏が
自分に繰り返しささやきかけた言葉を紹介すると


「思いどおりにならない状況が
僕の心を強くし、
僕を成長させてくれる」



「解決できない問題はやって来ない。
僕にはこの問題を解決する力がある」



「今できることに集中しよう。
やることをやったら、
あとは天におまかせすればいい」


ということですが、私も同じような言葉をトイレに貼って毎日みるようにしていました。



ぜひ、こんなかんじで、
自分にささやきかける言葉を決めて、
繰り返しささやきかけてみてください。

この方法も、
守りの機能を内在化するうえで
効果のある方法なのです。


最後にワークセッションの提案をします。

この記事から最大限の学びを得ていただき、
それを実践に結びつけていただくうえで
とても効果的なワークセッションです。


1.今回の記事を読んで何を感じたか?

2.自分にとって「心の支えになる言葉」は何か?



これが、今回のワークセッションです。


情報をインプットするだけでなく、
感じたことや気づいたことをアウトプット
することで、

理解と気づきが深まり、学んだことが定着します。


ぜひ、この機会に、
気軽にアウトプットする習慣を体得され、
学びをご自分のものにしてください。




※タイトルに【保存版】とつけさせて頂いている回は私自身が何度も読み返したい内容だからです。あらかじめご了承ください。