春名須美子です。
母が亡くなってからの父は、1日に何度も母の遺影がある部屋に行きいつも泣いていた。
そして「自分ももう先は長くない」が口癖のように言っていた。
そう思うのも無理ない。あんなに大好きなお母さんと突然離れ離れになったんだもん。
そんな父を見ているのも辛かった。
私が実家に行くと、当然娘も一緒なので父は頻繁に孫に会える。
無邪気に笑う娘。
孫との時間は父にも笑顔が戻る。
だから孫との時間をできるだけ長く作ろうと思い週3日往復1時間かけて実家に通う生活。
そんな日が続き、いつしか父は「この子達の為に元気でいないとなぁ」「お母さんの分まで遊んでやらなきゃなぁ」と言ってくれるようになりました。
姉にも子供がいるので父にとって孫は2人。
ここでのお母さんは私の母のこと。
母を失った父の心の穴は埋められないし、この辛い気持ちが癒えることはないと思うけど、少しでも前向きになってくれた事がとても嬉しかった。
実家は自営業なので、私は母がやっていた経理の仕事を手伝うことになり、商業科でもない私は税理士さんに教えてもらいながら一から勉強。
ようやく仕事もスムーズになった9月に私のターニングポイントがやってきました。
森岡真衣子さんのティーセミナー
そこで、ハッと気づいたんです。
自分の気持ちに蓋をしていた結果、周りを優先するあまり自分を粗末にしていたことに。
とても、悲しい気持ちになりました。
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