コロナ禍でずっと映画館もご無沙汰でしたが、2年半ぶりくらいに行ってきました〜!
わたしの歴史好きは司馬遼太郎先生の「燃えよ剣」を読んだのがきっかけ。
新選組関連の小説でもダントツで大好きな小説の映画化なんで期待もしてたけど、原作の世界観が損なわれてしまうのでは…という不安もあったりしました。
見終わった感想は、見といてよかったなって感じ。
岡田准一さんの土方さん、なかなかかっこ良かった。
特に洋装姿にはやられますな。
見どころはなんと言っても殺陣!!
多摩時代の喧嘩も池田屋での斬り合いもめちゃめちゃ原作のイメージ通りで大満足でした。
原作そのままのシーンがいくつも出てきて、なんか駆け足で本を読み飛ばしているような感覚。
原作知らずに見てると一つ一つのエピソードがうまくつながらないんじゃないかなって思ってしまうくらい。
原作を知っていると描かれているシーンの前後の展開とか映画の中では何も描かれていないエピソードとかも絡めて見てしまうので余計に感動してしまうのよね。
もう一度「燃えよ剣」読み直したくなりました。
今、新潮文庫の表紙がこんなカッコよくなってんのね。
買っちゃおうかな・・・
そして一番原作のイメージぴったりだったのは柄本明さん演じる刀屋のおやじ!!!
「燃えよ剣」読んだことある人にはぜひ見てほしい。ほんとそのまんま!!
一つ気になったのは、全て西暦で年が出るんでいちいち頭のなかで「1864年… 元治元年?」って変換しないといけなかった。
土方さんがブリュネさんに昔話を語ってるのになんで西暦になるん?
あ、ブリュネさんめっちゃイケメンでした。(だから何?)
土方さんの生涯を描くにはちょっと駆け足すぎるかな〜って感じはあったけどそれは時間に限りがあるんで仕方ないこと。
パンフレットの原田眞人監督のインタビュー読んでたら最初は前後編の映画にするというアイデアもあったって書いてあったんで、それぜひやって欲しかったな〜〜〜って思う。
とは言え久々の映画鑑賞、まずまず楽しめました。
エンドロール見ながら「あれ、吉田稔麿って出てきたっけ?」ってなったんで、多分色々見逃してるところあると思う。
もう一度じっくり見たい気もするけど、今週で上映終わっちゃうんだよね。残念。