続・震災から1ヶ月 | Sumiko's Playground

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基本ネタバレなのでゲーム、ライブ、ドラマなど結果を
知りたくない方は見ないでね。

震災から1ヶ月・・・
未だ出口が見えない原発事故。
ついに評価が最悪のレベル7にまで引き上げられました。

おそらく避難生活の長期化、農産物、畜産物、水産物の出荷制限、摂取制限などなどさまざまな問題が出て来るのでしょう。
巷にはいろんな情報が溢れ、なにを信じて良いやら正直わからなくなります。

そんななかで良く言われている「ただちに影響はない」という政府の決まり文句。
この言葉の本当の意味をぜひ知って欲しいと思うのです。

以前紹介したサイエンス・メディア・センターに岡山大教授の津田敏秀先生が投稿した記事です。
疫学がご専門のようです。

リスクコミニュケーションの前提議論

これを読んだ後、もうひとつこちらの記事も是非読んで下さい。

放射線による内部被ばくについて

専門用語が多かったりして理解し難い部分もありますが、わかりやすく例を挙げて説明してくれてます。
これを読んでもらえばと放射線の体への影響がどうゆうものであって、何が危険で、いつ避難すべきか、何を摂取制限すべきか、ある程度わかると思います。
化学的根拠のない風評被害も防げると思います。
福島から来たと言うだけで宿泊を断る施設があると聞いて風評被害もここまで来たかと残念でなりません。
チェルノブイリでも多くの避難民がいわれの無い差別を受けたといいます。
風評被害を防ぎたいという気持ちでいらんお世話かと思いながらこの記事を紹介しました。


このサイエンス・メディア・センターって、とてもわかりやすくて重宝しているのですが、Macとの相性が悪いのか、アクセス数が多くてそうなるのかわかんないのですが、しばしばテキストだけの表示になったり、HTMLのまま表示されたりします。
Windowsではちゃんと見れるのでしょうか?
うまく表示されない時は一度キャッシュを空にしてから再度アクセスすると繋がります。


レベル7になった事を受けて枝野官房長官が「今後、健康被害が出ないよう努力して行く」と言った事にたいして「今更なにを言っている。もう遅い」というツイートを見ましたが、わたしはもう遅い、手遅れとは思いません。
今からでも放射線量のモニタリングの強化と迅速で正確な避難指示さえ出す事ができれば、まだまだ被害は防げると思っています。
そんな事は出来っこないんでしょうか?
今の政府では無理なのでしょうか?
日本の力を信じたい。
たくさんの方が大量の放射線被ばくするという最悪の事態が起こらない事を祈るばかりです。