小さい頃なかなかおむつがとれずに、幼稚園ではいつも濡れたパンツを持って帰ってきて、甘えっ子でひとりではなにひとつできず、何をするにも姉のぴょんを頼りっぱなしだった末っ子のクリまるが京都に行く・・・
寝小便たれ(よばあったれ)で乙女姉さんに世話をやかれっぱなしだった末っ子龍馬が江戸に剣術修行に出るのを見送る権平の気分であります。
・・・・なんて感傷に浸ってる場合ではなかった。
入学式の後で引っ越しなんてするんじゃなかったぁ~~!!
むっちゃ大変やん!!


クリまるいわく「知らない間に引越が終っていた!」
・・・そりゃ、そーだろ。
本人が大学に行っている間に父母姉の3人でやったんだから。


こんな事やってるのはうちくらいのもんだと思ってたんですが・・・
入学式の時両隣にすわっていたお母さんに話を聞けば、なんとお二人ともまだ引越前だとか。(笑)
3月末にアパートを探し、引越はこの日曜日にやるとか・・・
翌日の2日には荷物を入れることができた我が家のほうがまだ早かった。
まぁ、国公立の結果を見てから下宿探しを始める家庭はみんなこんなもんみたい。
クリまるは国公立の後期は受験してないんで、まだよかったみたい。
後期の結果待ちだった学生さんは、ホント大変だったらしい。
1日が入学式で2日からびっしりオリエンテーションが予定されていたんで、とりあえずわたしとクリまるは1日に入学式に出て、終った後に不動産屋にいってマンションの鍵をもらいホテルに宿泊。
翌日2日は、クリまるはホテルから大学へ行き、わたしはマンションへ。
家ではツレとぴょんが荷物を車に満載してやって来て、その日はぴょんとクリまるはそのままマンションに泊まり、わたしとツレは、マンションの近くのホテルに泊まってまた翌日の3日に引越の片付けをするという段取り。
そんなわけで入学式当日は、わたしとクリまるの服やらなんやらいろいろ持っていかなければいけなかったため大きなキャリーケース持参。
ぴょんの入学式のときキャリーケースを持ってる父兄を見て「なんで、あんな大荷物もって入学式に出ているんだ?」と不思議だったんですが、その理由が3年後に判明しました。(笑)