でも・・・
もう・・妻夫木兼続 へたれ過ぎ・・・


ってか、どーでもいいエピソード多すぎで、肝心なところがすっとばされてて、これでいいんか、NHK?
早くも我が家ではブーイングの嵐です。
お船との関わりなんて、結婚してからでいいじゃないっすか。

なんでいまから恋愛ドラマみたいな展開させてんですか。

そんなのどーでもいいじゃん。

当時の結婚なんて、みんな政略結婚だったんだし、結果的に兼続とお船は良い夫婦になれたってだけで、そんな小さい頃から相思相愛だった、みいなエピソードいらないと思うんですけどね。
武家の娘として生まれた以上、それくらいの覚悟は出来てるはずなのになにをグズグズと・・・
風林火山で若き日の仙桃院 桃姫が自分を宿敵長尾政景の元に嫁がせるようGackt謙信を説得するシーンがあったんですが、シスコンの謙信が渋るのを越後を統一するのには自分が政景に嫁ぐしかないと押し切った強さはまさに武家の姫さま!! 桃ちゃんかっこよかったよ。
お船もそんな姫であってほしいんですけどね~。ついでに・・・ 初音もいらねー! 忍びは忍びらしく潜んでてくれ。(おぃ)
クリまるが「これじゃ兼続、女に振り回されてるだけじゃん・・
」と嘆いてました。そんなどーでもいいエピソードは延々やってんのに、先週は長篠の戦いがほとんどナレーションと「その時歴史が動いた」の使い回しじゃないかって映像(?)で終わってしまいがっかり。
しかし・・・ 今週はいよいよ手取川!!と期待して見てたのに・・・
手取川にゆく前に主人公は越後に帰っちゃうんですね・・・

このままでは、謙信公ファンにとってこのドラマでの最大のハイライトとも言える手取川の戦いもナレーションで終わってしまいそう。
謙信公もあと数話の命だというのに・・・ 織田軍を蹴散らす軍神上杉謙信の姿は見れるのか・・・
合戦シーンのない大河ドラマなんて大河ドラマじゃな~~い。
さらに残念なのは、兼続がこんなヘタレに描かれてる事・・・
兼続ファンのクリまるはもう怒り心頭です。

そもそも、兼続はまだ幼い頃にその才知を仙桃院に認められ、景勝の小姓として仕えたわけで、とにかく小さい頃から頭が良かったのです。
記録にも「才知武道を兼ねた兵(つわもの)」と書かれてます。
初陣のもっと前から謙信公にもその才知は十分認められてたというエピソードもあります。
そのへんをきちんと描いてもらわないことには、正しい兼続像は伝わりません。 いまの妻夫木 兼続はただのヘタレなお調子者にしか見えません。

脚本家としては、弱肉強食があたりまえの戦国時代において、命乞いをする敵兵を切る事が出来ない優しさを持ち合わせた青年として描きたかったのかもしれませんが、クリまる曰く「優しさと弱さを一緒にしないでほしい」と・・・ そーです、優しさは強さの裏返しなのです。
いままで直江兼続という武将は、ドラマで描かれた事がないので普通の(歴史オタクでない)視聴者には、今回の印象が強く残ると思われるだけに、残念な描き方はしてほしくないです。
なぜか視聴率はいいらしいからねー。
その点、景勝さまはいいっすね~。
ちょっとしゃべり過ぎではあるけど、まさにイメージ通りです。 我が家では「もう景勝さま主役でいんじゃない?」ってことになってます。(おぃ)最後にもうひとつダメだし。
上杉軍の軍旗は「毘」と「龍」なんですが、龍のほうは「かかりみだれ龍」なんです。
楷書の龍の字じゃないんです。
いろいろ風林火山の使い回ししてんだから、旗もそのまま使えば良かったのに・・・
