このところ毎日のように雨が降って、40年ぶりの長雨となっているそうですね。
しかも、さきほどは突然、空が暗くなり、雷まで。。
明日以降も、突然の豪雨にどうぞお気を付けくださいね。
さて、先日木曜日の夜エクスプレスは、
ゲストに愛知淑徳大学 ビジネス学部教授の真田幸光さんをお迎えし、
北朝鮮リスクの再点検や中小企業の活性化策を取り上げました。
今のところ北朝鮮はグアムにミサイル発射をせず、アメリカの出方を見守るということになってますが、
先週、アメリカのVIX指数が去年11月のアメリカ大統領選以来の水準まで急上昇し、
北朝鮮リスクに無反応になっていたマーケットに久しぶりに緊張が走りました。
真田さんによると、北朝鮮がグアムにミサイルを発射する可能性は五分五分だということで、
まだ気が抜けないと思いました。
米中関係をみてみますと、
北朝鮮への制裁を強めるよう、アメリカは中国に通商政策を絡めて圧力を検討している一方、
中国はアメリカ国債の保有国№1に返り咲き、経済戦争が懸念されています。
しかし、米中関係において真田さんは、アメリカと中国がタッグを組むこともなくはないと、指摘されていました。
アメリカ国内では、白人至上主義団体と反対派の衝突を巡るトランプ大統領の対応に批判が高まり、
共和党内も分裂。また民間企業のCEOなどが助言機関を辞めるなどして、トランプ大統領は助言機関を解散することになり、政策運営の不透明感が増しています。
揺れ動くアメリカですが、このタイミングで色々と起きてきて、なんだか不思議な感じもしますし、
何かが水面下で動いているようにも思えます。。
中国はというと、今月上旬、中国船がベトナム漁船にぶつかって沈没させていたことが発覚。
また先週の木曜日、中国の船が鹿児島近くの領海に入ってきたり、
先日は尖閣諸島に中国の船を送ったりしていて、なんだか気持ち悪さを感じます。。
点と点が繋がるまでにはまだ時間がかかりそうで、
マーケットもしばらく様子見で、積極的に買いにくい展開になりそうです。。
過去に起きた戦争のうちの半分は、戦争をしたいと思って戦争に至ったわけではなく、
じわじわと戦争の渦に飲み込まれていったといいます。。
まさか、戦争なんてしないだろうと思っていたのに、気が付くと、戦争に突入してしまっていた。。
歯車が狂い始めると止められなくなるという戦争の怖さ。。
どうか、世界が平和であってほしいと、願うばかりです。