文教委員会―審議ー自民党・瀧澤委員の質問 | 墨田区の子どもを放射能から守る会

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昨日に引き続き、文教委員会の審議の様子を紹介します。
墨田区議会・自民党の瀧澤議員の質問です。

自由民主党——瀧澤良仁委員
この間陳情者にもお目にかかりお話しを聞きました。
私どもも、ご心配されることがないように。常にいっておりますので、私たち共の会派としては、見解をお返事を陳情者の方々にさしあげてございます。
まず地域が良いか悪いかを言う立場ではないと考えます。また移動教室の選定については、校長の判断ですよね。あわの自然学園について、校長の判断なのですよね。強制的に行けということにはなっていないですよね。適地は校長の判断となっているはずですが、その判断の是非がどうなっているのか問題。

小暮次長
 小学校5年生の「あわの」については、全ての学校があわの自然学園で実施しております。各校長先生が決めるのですが、5年生については区が設置している宿泊のための施設なので。各校長先生が決めることですが五年生はそういうことです。ただ野外体験活動については、この間山梨で行なう場合もあったのですが、現時点においては日光の歴史の勉強、それと中禅寺湖の自然体験学習ができることもあり全ての学校が日光市で行なっています。

瀧澤委員
そうすると5年生は校長の選択ではなく教育委員会の指導にもとづいてやっているんですね。自治体同士の関わりもありますので、いくら自分の土地だからといいながら、測定することはできないと思いますが、そういうことについて粟野市の報告は受けざるをえないと思いますが、的確な情報は適時いただいているのでしょうか。

斉藤学務課長
ただいまいただいた質問について、粟野は空間線量計を常においてあります。施設の状況については放射線量計を計測し報告をいただいています。それをみなさん方にフィードバックする。ホームページをとおして公表しています。

瀧澤委員
 冒頭にもいったように0なら一番いいのですが、自然界にも放射線があるので、それは仕方ないでしょう。
 ただ子どものことなので、なるだけ危険なことは心情的には避けなくてはならないのはわかります。やはり我々はデーターをもって、そのデータを信じて行動せざるをえないと思うのですが、そのデーターを調査した結果、私どもの方には報告もいただいています。
 報告を見る限りでは、ご心配はよくわかりますが、先立ってなにをしなければならないか。だろう、だろう、でもって行政として進めることはできない。判官贔屓のようなことはできない。可愛いのは鹿沼の子どもも墨田区の子どもも一緒ですから。現に墨田の青少年野球なども定期的に鹿沼に行って交流試合、スポーツ交流を行なっていますよね。それも全部否定するような形になる。そうなると鹿沼とつきあうのがいいのか悪いのかという根本的な話しになる。そこまでは我々は踏み込めないのではないか。
したがって私ども自民党は出たデータを信じてそれによって対応する。データーが悪ければ声をあらげても中止させますが、基準値以内というのであれば容認せざるをえないものと考えます。自民党としてはそういう方向で考えています。
 放射線がどうのこうのの問題で、鹿沼がいいか悪いかどうかという問題じゃないと思いますし、地域で指定して批判することもできませんし、これは私たちは慎まなければいけないことだと考えます。
 現にその焼却灰の問題など、いろいろと全国的にありましたが、……(聞き取れず中略)
 ある程度安心であればわかちあおうじゃないかと、自治体同士のモラルとして東京都は受けましたが、これからもしっかりとこれからも調査をしながら、安心をもてるような方法でもって対応しなければならないが、現段階の状況下のなかではさしあたって何かしなければならないとは自民党は考えていません。陳情についてはなかなか賛成しにくいという見解をもっております。