間違いだらけの家づくり その1
は、いかがでしたか?
「幸せに・楽しく・安心して暮らせる」
というポイントをもとに、
家づくりの核となる家族がそれぞれ重視すべき点について
世代別にお話ししていきたいと思います。
●乳幼児にとっては・・・
“家”は体内や宇宙に匹敵するほど大事な物。
適切な温湿度環境、有害物質のない空気、水、
そして振動や騒音のない穏やかなゆりかご
のような場所であってほしい。
●児童・少年にとっては・・・
“家”はまさしく教育の場。
学校だけではなく家庭でも社会生活について学習し
人間形成に必要な家族のコミュニケーションを
重視した場所であってほしい。
●青年にとっては・・・
“家”は自己確立、自己発見し、哲学する場所。
人間として大人として成長し、
人格形成に必要な独立した考える場所、
プライベートな場所を与えることも必要となる。
●新婚の世代にとっては・・・
“家”は独立、自己責任、愛とロマン、
人生出発の原点。
新しい世界への旅立ち。
信頼と責任。
小さな城主。
●子育て夫婦にとっては・・・
“家”は育児教育、癒し、社会的責任、
家族の成長、和。
●熟年夫婦にとっては・・・
“家”は子離れ、自己再発見、自己実現
趣味、人生の楽しさ、充実感、豊かさ。
●老年期夫婦にとっては・・・
“家”は人生の締めくくり、達成感、
穏やかさ、黄泉の世界へ旅立ち準備。
期間、最終章を飾る最後のステージ。
それぞれの世代にとって、“家”は
かけがえのない大切な物です。
家づくりは、家族全員のそれぞれのスタンスを重く受け止めて、
間取りを考えていかなければいけません。
間取りをつくる時は、まず家族に意見をよく聞いて
設計条件として絞り込むことです。
ここは、時間がかかっても
しっかり詰めておくことが必要です。
それでは間違いのない家づくりをするために
一緒に勉強していきましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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