夏の山行から、私は、憧れの剣岳に登りたいと思ったと、
前回書いたのだが、
帰ってから、
色々話す中で
夏に一緒だった、おばさま、A先輩が
なんと、一緒に登ってくださることになった。
もう、登ることはないと
諦めていた憧れの剣岳に
2023年の夏は、挑戦することとなった。
私は、A先輩とは、これから先も、どこでもいいから一緒に登っていきたいと伝えた。とにかく、先輩と登ると楽しい、同じ、目線になのか、共有でき、癒される
私にとって、剣岳は、絶壁で、とても怖かったのだが、A先輩は、ぜんぜん大丈夫!!
という。ちゃんとトレーニングしたら行ける。
だからがんばってみて。
絶対大丈夫。と。
A先輩は、社会人山岳部出身の超ベテラン。
どこに行っても、覚えられていて、夏のときも、すれ違う人に、先週剣にいませんでした??
とか、
先月穂高にいましたよね??
なんて、声をかけられていた。
すれ違った人は、口を揃えて、
「その声、聞き覚えがある!!」
といっていた
面白くて、可愛くて、大好き。
そんなA先輩だが、実は、
体はぼろぼろであるW
体中、テーピング。
巧みなストックを操り、バランスを取って、疲れない、体に負担が来ない登り方を実践している。歩く速度も早い。
毎日、パーソナルトレーナーに見てもらい、的確な指導の元
登山可能な体を作り上げている。
ヨガ、バレエ、もこなし、心も体も最強おばさまである。
ちなみに会社も現役バリバリで経営している。
とにかくすごいエネルギーの持ち主。
見ていて心配になるほど。
ただ、お年がお年だけに、危ないことは絶対にしないし、しっかり休みながら、安全に無理なく登る。そこが、なにより共感でき、ペースと、登るときの優先事項、登っている時の話題、おもしろく捉える考え方も好きだった。そして、やはり、山愛が半端なく強いのが、一番の共通事項だった。
つい、先月、A先輩が会いに来てくれた。
剣岳を一緒に行くのに、先輩からアドバイスが有り、私は、夏山のあとボルダリングジムに通うようになった。
その、出来具合を見に来てくれて、夜は一緒に旅館にとまった。
部屋のお風呂で地図を広げ、夏山のおじさま方も一緒にラインでやり取り、語り合った。
お風呂で裸のまま、効果的なストレッチを教えてもらいwストレッチしたり
おもしろかった。先輩の肩から腕の筋肉がすごくて、オジさま方に見せようと送ったりした
いい迷惑よ〜と先輩がいうものだから、お腹がよじれるくらい大笑いして、笑いすぎて、楽しすぎた。夕食のときもおじさま方とテレビ・ビデオをつなぎ、焼酎を一緒にのんだ
本当に、今思い出しても、面白くて笑っちゃう、そんな時間だった。
話は戻るが、ボルダリングを始めた頃は、なかなか進めず、本当に怖かった。途中まで行き、
オーナーさんに助けてー!
とかw
こわいです〜!!
と
よく言っていた。
いや、現在進行系でもある。
最初よりは減った。
125度にしがみつけるようになったときは、本当に嬉しかった。
年末に石の配置換えがあり、125度に挑戦したが、むずかしく、いまは、また出来ない😅
とにかく、幼少期の脱臼が原因でかばって歩いていて、
バランスが悪く、左にあんまり力が入らない。足が弱っていた。
そんな状況だった。だから、下山の下りが特に遅い。
剣は岩なので、今のうちに、足を鍛えておきたい。
そもそも、なんか、おかしいと、うっすら思ったのは3年ほど前。勉強会で、整体の先生とお友達になり、人生初の整体を体験。それがきっかけで、自分がまっすぐではないことに、なんとなく気づく。こんな下半身デブ、おかしいよねっ。
毎日の散歩で、真っ直ぐを心がけていて、ある日、ぎっくり腰、しかもかなりの重症に初めてなった。ただ、体が良い方に向かっていた。
4回ほど繰り返し、1ヶ月してようやく治った。
このときに紹介してもらった、スポーツ整体の先生に見てもらうようになり、だいぶ良くなった。
それから、今度は、歩く度に、膝の上、内側がいたむ。これは、と、たまたま勉強会の会場にいた、ジムの経営者の人に話かけた。
ちょっと歩いてみてと言われ、
歩くと、足の向きと膝の向きが捻れてるという。
家に帰ってから、YouTubeで検索し、自己流で、捻れを改善できたようで、すぐ翌日の山行にも、問題なく行けて、痛みも発生しなかった。
有り難く、的確だったため、もしかしたら、股関節もよくなるかもと、無料のおためしに行った。
整体は、しっかり行っていたが、筋肉を付けるという発想がなく、ここで、パーソナルジムに通うことにした。それが、パーソナルと思えない、良心価格だった。
自分でも、意識しながら、年末にまたぎっくり腰になったが、また良くなった気がする。
やると決めると身体も、元に戻ってくる。
ずっとずっと、諦めて
見ようともしなかった。
やっと、やっと、いい感じに整ってきた。