
治してほしいから
ホ・ジュン 伝説の心医
という韓国の歴史ドラマがある。
韓国のドラマは歴史物しか見ないが、このドラマはいろいろと勉強になる。
患者さんはいろいろな悩みを持っている。
その悩み(痛みなど)を解消してくれそうな先生を絶えず探している。
テレビ、ラジオ、ネット、口コミなどから必死になって探している。
医師の範疇にあるものは、医師に任せ、
我々は手を出さないようにしている。
腰痛、膝痛、五十肩など痛みがあり、仕事がままならないから、
早く、完璧とまでは望んでいないが、動ける状態にしてくれる先生を探している。
だが、
どの先生がそうなのかは分からない。
必死に探しても、実際に治療を受けてみなければ分からない。
死活問題なのだから、
仕事を休んで、安静にしていなさい・・・と言われてもそうはいかないのである。
休ませることは治療でもなんでもないのである。
患者さんの仕事が何であっても、明日には動ける状態にしてあげること。
もちろん、そのように判断してのことであるが。
ギックリ腰は、大体のものは次の日には動ける。
もちろん、重症のものは数日、1周間ほどかかるものもある。
寄り添うだけが先生ではない。
そういう心は大切だが。
その場で治せる(楽に動ける状態)にできると判断したら、
その場で最高の技術で最高の状態に回復させましょう。
それが、患者さんが求めているものだから。
数日かかると判断したら、その状況を説明すること。
そして数日で回復させること。
患者さんの仕事が何であっても、どんなスポーツであっても、
どういう動きをしているのか、歪が出るクセとかを言い当てるだけの
想像力が必要である。
工場で働く人、オフィスでずっと座っている人、ずっと運転している人、
物を運んでいる人、陶芸などずっと同じ姿勢で座っている人、
あらゆる動きを見て、どこに負担があるのか、
どこがズレたら、どこに痛みが出てくるのか、
想像力が必要である。
痛みがあると、何に怖れが出るのか、
生活が苦しい、休めない、今は生きるか死ぬかの問題となる。
だから、治療家は持てる技術をすべて使って治療をする。
半分治して、また来てください・・・ではダメなんです。
スポーツ選手は基本、健康であるが、必ず歪みは出ている。
その歪を見つけ、勝手に治しておく。
怪我、故障する前に治しておくこと。
それがトレーナー、治療家の仕事。
矢作治療院