幻の天才漫画家桑田次郎(その9) | 不屈座のブログ

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少年クラブの休刊号(昭和37年12月号)から10年以内に、月刊少年児童誌の本格的な淘汰が始まるのである。

参考までに当時の月刊少年児童誌を羅列すると…

新月日の丸→昭和38年に休刊
新月少年→昭和43年に休刊
新月少年ブック→昭和44年に休刊
新月ぼくら→昭和44年に週刊ぼくらマガジンに変更し、昭和46年に週刊少年マガジンに吸収合併される
新月少年画報→昭和46年に休刊

こんなところですかね?

生き延びたのは冒険王ぐらいで、漫画よりもキャラクターありきのコンテンツ重視の雑誌に誌面変更となり、この危機を無事乗り越えるも…昭和58年で休刊…

ちなみにぼくらマガジンには、あの石森版の仮面ライダーも連載しており、TVの人気と雑誌の人気とはまた別個である象徴的なエピソードになった。

これらを歴史の証人として知っている僕としては

パチンコ業界が古書漫画業界と類似しているだけに、マルホンのXデーからちょうど10年以内に…

『大部分のメーカーに越えることの出来ない大波が訪れるのではないのか…?』

とホントに心配している。あくまでも僕の心配の根拠とは、パチンコ業界が月刊児童誌業界の繁栄と衰退をものの見事に踏襲していることと、僕なりに現在のメーカーの総合力を一応知っての上である。

加えてちょうど今、カジノと東京オリンピックが注目されているが

パチンコ業界に悪い意味での余波が来るのではないか?の邪心である。

封印式パチンコもそうだが、業界に大きな転機が訪れる時、そこに必ず避けられない悲劇が起こる。

その椅子取りゲームから脱落するのは一体誰なのか?

おそらく僕の仕事もそう長く出来ないだろう。

そんな事を考えると…

違~う、こんな話が僕はしたいのではなく、桑田先生ね!ハイ。

という訳で次で再び桑田先生の話にシフトチェンジしますよ~。

改めて上記の戯言は、僕の妄想でありますように!

つづく