終わりの始まり(その1) | 不屈座のブログ

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今の時刻は2/21の午後6時で、この原稿は博多で書き始めている。

僕はもうすぐ東京に帰る。

博多に着いたのは、昨日の昼だった。

滞在時間は全部で31時間ほどだったが、僕にとっては濃密な時間だった。

僕は都会の生活にすっかり疲れ、残りの余生は暖かい地域で暮らしたい考えを以前から持っていた。

そのため、骨を埋(うず)める場所として当初は沖縄県を考えていたが、沖縄県だと生活は出来ても、仕事が思うようにないことが調べているうちに分かった。

そして暖かい地域での生活を諦めた矢先に、仕事上での知人から福岡県の存在を教わった。

何でもその知人は福岡県出身の方で、福岡県で居住を考えているなら博多がいいよ、博多なら仕事もあるし、博多以外の地域だと福岡県は厳しいよ、と2か月前に教わった。で…

【早送り】

2か月後、ようやく博多をリサーチするためのお金と時間の用意が出来た。

僕は早くて来年、遅くとも2年後には、博多に移住するつもりでいたので、今回は第一回調査団のつもりで博多の視察に来た。

博多には僕一人で来たが、現地に別の知人が居て、その方に今回いろいろお世話になった。

最初にメーカーが集中している地域を案内してもらった。

フィールズを筆頭に、すぐ近所にユニバ、先に行くと豊丸、サンセイ、大一がある。一つ裏手には高尾もあると教わった。

この中ではサンセイが、ズバ抜けて牙狼の宣伝をしていた。

まだ初代復刻牙狼のセールスアピールでもないのに、ドテカイ牙狼のポスターを見せつけられると、イヤでも会社が一丸となって牙狼を猛プッシュしているのが分かる。

しかし…

サンセイは次の牙狼で本当に天下を取れるのだろうか?

秘策は確かに小耳にしたが、それが全てではあるまい。

ミドルでありながら、MAX同様の出玉力を見せつけることが出来るのか?

それが牙狼のテーマではないのか?

それを赤牙狼同様、潜伏を次の牙狼にも搭載すると同じ失敗をするように僕には思える。

潜伏がなく、出玉と100回転時短が確実にあるMAXながらのミドル機種

そんな夢のようなスペックをサンセイが本当に作りだせるのか?

それが出来てこそが、サンセイにとっての本当の勝利なのではないのか?

車の助手席で僕は物思いに耽っていた。

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