メーカーとの密約(その1)(※密約:改題) | 不屈座のブログ

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世の中にはアテにしちゃならないものが3つある。年寄り(不屈座)の自慢話と通信販売の売り文句、そして犯行現場の壊れた時計…

と、そんな刑事ドラマのパロディーは置いといて、今日は不屈座のブログが誕生するまでの過去の話をしようか。

専門誌のコラム連載の仕事が全て無くなった僕は、生きていくためにパチンコ業界とは違う、他の仕事に就いた。

その時の心境としては、再び専門誌で復活してみせるぞ!の意気込みはもうなかった。

古巣に関しては、お互い見切り見切られの

冷たい冷戦

状態を作っており、今更僕の方から頭を下げてまで…の意志が固かったからである。

だが、逆に古巣の方が僕に折れて仕事の依頼をしてきた場合…僕は喜んで協力をするだろう。

僕の専門誌時代のペンネームを、全国津々浦々に広めてくれたのは間違いなく古巣なのだから…でも

武士は食わねどつまようじ

もとい!

たかようじ

が、僕の生き方なんだよ!

しかし、その連絡が今日まで一度もない以上

しょせん僕の存在とは替えのきくパチンコライター

だったのである。それを時間の経過と共に痛感し

自分は古巣の歯車どころかビスに過ぎなかったのか…

と改めて嘆いた。では、他誌での再デビューは?と言うと…

実は僕には辰巳出版(必勝本)にも双葉社(パチマガ)にも知人がいる。

その知人のコネを使えば、もしかしたら再デビューは可能なのかもしれない…

ただ、これを実力行使してしまうと新たな問題が生じることを、僕は誰よりも理解していた。

1つ目は相手側スタッフの反応である。

彼らにしてみれば僕は古巣から潜り込んだ

スパイ

と思われてもおかしくはないだろうし、何より彼らと心を開いての会話がまず無理だろう。

ましてキャリアのある人間だからと、もしも僕がそれなりのポジションを与えられると周囲の

ジェラシー

も生じてしまうだろう…実際、僕は古巣において

無試験

で、ある日いきなりガイド専属ライターになっていたからである。

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