ミリオンゴッドライジングの潜伏台なんてそうそう簡単に拾えるものではない!
現にイチパチに限らず4円パチにもゴッドはあるのだが、何度見回っても200回転以下で台が放置されていることはなかった。
いや、放置されたら誰かがすぐ席に着いたのだろう。
僕はゴッドに張り付いていたわけではないが、ゴッドの潜伏台をゲットしたいのならやはりゴッドのシマに張り付くのが王道なのだろう。
だが、その王道は世間からはもちろん店からも嫌われるのである。
そのため残ったゴッドの釘は最悪ではないのか?
予感は当たった。
ハンドルを打ちっぱなしにしているのに、いつまで経っても保留4にならないのである。
僕は自分で回る回らないの基準として
打ち始めてから何回転目にして保留4になったか?
を判定基準にしていた。これが15回転以内なら問題ないが15回転を越えた台は
間違いなく回らない台
だった。そのマイジャッジを駆使して危険台をこれまでいくつも避けていたが、今日は危険を承知で挑戦せざるを得なくなった…
回し始めての感想はゴッドのBGMは美しかっただろうか。
クラシックの高貴な格調を感じたのは気のせいだろうか?
そして派手と地味が入り雑じった演出
これはアツいのか?と思ったらあっさりノーマルハズレと演出の濃淡もハッキリしている。
だから多くの人がヒマな台と感じるのだろう。
それは確かにそうだろうが、僕には心地よい演出だった。
とはいえ、台は一度も興奮させる演出が発生しない。
このままだとSTスルーは時間の問題か…
1回転1回転をゆっくり消化しているだけに
蛇の生殺し
とはこういうモノなんだ、と苦笑していた。
そうして回すこと166回転目に擬似3でボタン予告が驚愕だった。
これがアツいのかどうか分からないがゼウスリーチに発展しなければ寒い予告だと思うようにしていた。
そしてリーチ後のボタン予告で雷役モノが下から出現した。
オオッ、これはアツいのではないのか!
だが、結果はハズレだった。そして198回転ではハズレ後に扉演出が発生した。
ここで扉が完全に塞がったら再び潜伏なのか?それともゴッドラッシュに入るのか?
その答えを知るなく、この演出はハズレ、200回転もSTに入ることなく終了した。
ふうっ…やっぱりゴッドとは相性が悪かったか。
前向きに頑張ったけどダメだったか…
とりあえず離席して次の台を求めた。
玉は6476か…2000発ほど使って134回転なら善戦したのじゃないのか?
そう前向きに考え、イチパチのシマだけではなく店内をあちこち徘徊した。
時刻は夕方の6時を経過していた。