蒼剣RUSHを目指した行方は? | 不屈座のブログ

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わずか8玉だが、自分の約束に勝ち8483玉で3度目の新鬼武者バトルを始めた。

ここが正念場だ…

それはもう頭も、さっき逆らった身体も理解していた。

ハンドルを握り頭の中では

砂時計の砂を玉でイメージしていた。

いつまでこぼれ続けるんだ!の気持ちと、早く止まって欲しいの切実なる感情

パチンコを楽しむはずが、いつの間にか銭の計算ばかりしている自分自身に辟易していた。

台は僕に試練を与えるように何もアツい展開が写らない。

時折スーパー確定の演出が出るも先にハズレパターンを考え、見事その通りになってため息を付く…

このパターンを3度してついに至福の時を迎えた。

鬼武者の保留変化は幾つかあり、今演出が展開されている最中に、次回転の保留を変化させるパターンがある。

これは主に点滅保留を箱保留に変化させるパターンが主だが、箱保留が赤しか期待出来ないだけに

白や青ではお話にならず、成長しない失敗パターンもあるのである。

で、今回の僕のケースは点滅保留が白箱に成長しただけ。

ハイハイの気持ちで次回転が始まったら

神の声、出ましたよピーフラ。

ウオッ、マジか!画面よりもその音の確認でハンドルを見る。

やっぱり僕の台からだっけ。こんなパターンもあるのね、と一人頷いて見ていたら

気持ち悪いほど寒い演出が展開されている。

日頃見る、まず当たらない演出が延々と展開されているのである。

ピーフラがなければまず大当りしない展開がそこにあった。

こうして見るとピーフラは印籠みたいな存在だよな~とか

冷静にピーフラの存在を分析する観察員

になっていた。なまじ激アツ演出が、その後一つも出なかったこともあり、冷静になれる時間が増えてきたのがその理由なのかもしれない。

京楽の激アツ演出は畳み掛けるように連続したパターンを今まで見てきただけに、こんな

しみったれた

大当りパターンはおそらく初見ではないだろうか?

この回はSPSPリーチのタイトルもチャンスアップも共に最低パターンで、ピーフラ設定していなかったら、まずハズレと誰もが思うに違いない。

それを当たらせて喜ばせるサプライズパターンということか…

同じ大当りパターンなのに最初に持っていくか、最後に見せるか?

この2つは大きく異なると思う。

そしてパチンコメーカーは、それを当然研究した上で新しい機種を私たちユーザーに提供している。

だが、現在のパチンコにおいての演出は既に飽和状態であり、斬新な演出は年々出ない傾向にある。

僕が最後に見た斬新な演出は

ガチクルーン

だろうか?ガンダムのV作戦の役モノも似ているがインパクトは全然違う。

あれを評価するなら蒼天の拳の抽選パターンだろうが…

とか、話がこじれていくのが僕の頭の中だった。

脱線したので元に戻すと、ピーフラが鳴った時点でSTはゲットとなりラウンド中は安心して見ていた。

そして再びのRUSHではアドレナリンが全開していた。

大当りするまでに130回転回しており、出玉が大幅に減っていたからである。

少なくともSTスルーの時点で負けであり、ここをクリアするには15ラウンド大当りを引かねばならぬ!

しかし甘鬼武者のリーチ成立はMAXタイプより難しく、そのリーチ煽りがまた酷い。

青チャンス目が2度続き、緑チャンス目も続いた4回転目にリーチ行くまでのそれなりの演出を見せながら…結局リーチ成らずである。

僕はこの先読み3回経由のガセパターンがもうイヤになってね…

新鬼武者が好きなのに卒業したのは、このパターンを見たくない気持ちが勝ったんだっけ?

興奮の中でそんな思いを寄せながら、少しだけ現実に戻って行く、というのか…

バトルはまだ成立しない。保留は時折青になるも結局はガセ止まり…

虚無感を襲っている矢先、中央画面下にある小さな押しボタン演出が出現した。

最初の時は「この音は…」の後、笛の音が流れての結局はガセだった。

だからこのボタンでは蒼鬼の決戦を匂わすセリフが望ましいのに、またも「この音は…」だった。

これで当たるのはたぬ吉のポンポコポンだけだよ!と思ったら

本当にそれらしい音が鳴ったではないか!

しかしハッキリと識別出来る音とは言えず、幻聴か?と思わせる音だった。

期待と不安が入り混じり興奮には至らなかった。

これが4分割演出に発展し、真・鬼の刻リーチになった。

これは大当りした時は青七図柄となり、甘では大当りした場合15ラウンド確定になるため、MAXタイプ以上にとにかく見れない演出だった。

あれがたぬ吉だったら当たるはず!

祈るように画面を見ると無事大当りしてくれた。

これで1万発の背中がようやく見えてきた。

もう一回15ラウンドが出ればクリア出来る。

そう思うと僕の頭の中のアドレナリンは更に激しく吹き出したようだった。