2/23デビューのヱヴァンゲリヲン9の甘デジですが、スペックを見て
ブルータスよ、お前もか…
の心境になりましたよ。
個人的なイメージで恐縮なんですが、エヴァ(シリーズ)って、良くも悪くも、スタンダードな機種であり、大衆向けなゲーム性で人気を得たモノとばかり思っていました。
しかし、シリーズ後半になるにつれて、初期の原点からドンドンズレていってるなぁ…と思っていたのですが、8で本格的に潜伏確変を採用しましたよね?
この時点で、エヴァもイマドキの機種になっちゃったなぁ~と、残念に思いました。
が、まさか!9の甘まで
更に厳しいスペックになっちゃったか~
なんですよね。
と、言いますのも、MAXも甘と同日にデビューするミドルも、大当り後は100回転のSTなんですが
甘のスペックは、そうではないんですよ。
STは30回転までで、残りの70回転は時短なんですよ。
これは、ゲーム性で言えば、南国育ちなどで搭載された突破型スペックなんですよね。
規定回数以内に大当りを得ることで、電サポが100回転までになるタイプなのです。
ちなみに、スペックはこんな感じになります。
大当り確率:1/99.9
確変中:1/58.8
確率突入率:100%(30回転まで)
賞球数:3&2&10
ラウンド数:2or5or8or15R
カウント数:9C
電サポ:15or100回転
振分け
ヘソ、電チュー交互抽選合算(通常時)
15R確変(電サポ100回転):8%
15R確変(電サポ15回転):5%
8R確変(電サポ100回転):3%
8R確変(電サポ15回転):17.5%
5R確変(電サポ100回転):2%
5R確変(電サポ15回転):54.5%
2R確変(電サポ100回転):10%
ここで注意したいのは、出玉あり大当りは、全て電サポが
最低15回転
あるのですが、16回転以降も電サポがあるのは、全体の
僅か23%しかないのです。
イメージしてもらうために、少々乱暴な言い方をすると
大当り4回のうち3回が電サポ15回転で終了
ということなんです。
そして電サポがなければ
16回転から30回転までの15回転が、潜伏確変になる
のです。
ちなみに、この潜伏確変時に大当りして、再び潜伏確変…
これはありません!
潜伏時の振り分けは
15R確変(電サポ100回転):13%
8R確変(電サポ100回転):20.5%
5R確変(電サポ100回転):56.5%
2R確変(出玉無、電サポ100回):10%
となり、潜伏確変中なら電サポ15回転のセグでも、100回転の電サポ(ST30回転+時短70回転)を得られるのです。
なので、まとまった出玉を得るには、
一撃目で23%しかない大当りをゲットする
2撃かけて大当りをゲットする
このどちらかになるのです。
ただ、それもスンナリ上手く許さないのが
大当り後、30回転を1/58.8の抽選ですね。
この間の引き戻し率40%をモノに出来るか?
成功率は5回中2回…
ココが争点なんですよ!ココを乗り切ると以後は
電チュー大当りの内訳が
15R確変(電サポ100回):26%
8R確変(電サポ100回):41%
5R確変(電サポ100回):33%
と、MAXにあった2R大当りはなく、全ての大当りに出玉が伴うのです。
こういうゲーム性は
ハイリスクハイリターン
が適した言葉なのかもしれませんね。
今までの甘エヴァは、STじゃなかったため、大当りを確実にゲット出来ましたが、このエヴァ9の甘は
スルー
を覚悟しなければならなくなりました。
しかも半分以上の確率で…
なので、今までのイメージを一旦消して、新しいゲーム性として捉える必要があります。
ようやくSTが浸透したと思ったら、次は潜伏も採用か…
もちろん、見返りは相応しいとは思うのですが、それは万人と言う名の
ヒキ強
だけに与えられるご褒美…
ですよね?
平等性が薄まったゲーム性を果たしてユーザーは受け入れてくれるのか?
僕の心配が、杞憂であることを祈るばかりですから、本気で!!