パチンコの負けで、翌日も精神的に堪えるのは
それまでに、勝っていた出玉分を全部失い
更に貯玉にまで、手を出す始末だろうか…
これを昨日、僕は久しぶりに体験しており、朝からナーバスな気分で、昨日のホールに足を運んだ。
そのホールは、電車だと1駅なのだが、僕は、いつの間にか歩いて通う習慣が身に付いていた。
いつもなら遅くとも9時30分には、家を出ているのだが…
昨日の後遺症なのか、頭はともかく、体は逃げていた。
9時30分を越えているのに、布団の中で、一人あれこれと妄想していた。
いや、昨日の後悔が、今も引きずっていたのだった…
同じ負けでも
やってはイケない負けだった…
その思いだけが、何度も僕を襲い、一歩も動けなかったのだ。
だが、9時45分過ぎにようやく
このままではイケない、業界人として恥ずかしくない行動をパチンコユーザーに見せなければ…
専門誌執筆時代にあった
ちっぽけなプライド
と共に、ようやく重い腰を上げた。
ホールに着いた時は、10時10分前だった。
当然ながら、CRフィーバークイーンは、先客が既に打っていた。
またも、自分の不注意で、目的台を得られずか…
もう完全に、僕は与太郎だな…
自嘲して、フィーバークイーンの近くで、時間潰しの打ちたい機種を探した。
一番打ちたかったのは、キン肉マンの甘デジだが、これも今回の新台入替の主役機種であり、当然ながら座れなかった。
北斗に銭形(ルパン)に壇蜜と準新台があるものの…
どの機種も、大当りの王道演出の発生割合を考えると、素直に打ちたいとまでは、思わなかった。
演出や展開の知らない機種がいいな…
そんな理由で、ふと目に付いたのが、CRダブルライディーンだった。
高尾かぁ~(笑)。
ホールに優しい機種ばかり作っているメーカーだから、あまり近づかないようにしていたのだが…
しかし、昭和のアニメヒーローである、勇者ライディーンの活躍見たさで、つい手を出してしまう。
やっぱり、僕は慎重と単純が入り交じった
ただのバカ
だ。だって席に座ってしばらく打ち込んでから
どうして僕はこの台に座っているんだ?
と我に返ったモン!
next