梶原一騎先生のパチンコ業界における業績は…(その24) | 不屈座のブログ

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ところで、ラストシーンを決定打させた紀子とジョーの名シーンも…

実は、ちば先生の願望から誕生した台詞だった。

ちば先生は、自分が創造したキャラクターの紀子に一度ジョーとデートさせてやりたい

親心

から、梶原先生の原作にはない、独自に作ったエピソードだったのだ。

……


お分かりだろうか?

あしたのジョーにおける原作者梶原先生の立場が

これでもか!と思わるほど立場のない事が…

両先生には大変申し訳ない発言になるが…

あしたのジョーにおける梶原先生は、原作者ではなく

原案者

扱いと変わらないことになるのではないのか?

なぜなら、スタートもラストもテーマに繋がるエピソードも

重要な部分は、全部ちば先生が考えている。

肝心な部分に参加したくても、できなかった梶原先生は、まるで

哀れな道化師

と、今これをご覧になられている貴方もそう思われないか?

これは僕が

漫画原作者

になって初めて見えた視点であり解釈だった。

あしたのジョーは、梶原先生あってではなく、ちば先生あっての作品であることを…

それを梶原先生は自ら悟り、後年

あしたのジョーは、ちばてつやの作品であり、社会現象も彼のおかげだ

と、さいとう・たかを先生に、事実上の敗北宣言とも解釈できる言葉を語っている。

そして…

あしたのジョーの作品途中から、梶原先生のトラブルにまつわる話が、少しずつ噴出してきたのである。

後に、空手バカ一代で、つのだ先生以外にも、とある作品で、作画の先生が降板するケースが何度もあったり…梶原先生が新人漫画家の将来を潰すなど…

その根底にあるのは

(自分の思い通りに描けなかった)あしたのジョーへの偏愛と、ちば先生への嫉妬にも似た、イビツな心情ではないだろうか?

そして、それが後の梶原先生の暴力行為に、繋がったのではないか?と、梶原先生の研究家である僕は解釈している。

最後に一言

後年、ちば先生は、トラブルが頻発する梶原先生を心配し、梶原先生を訪ね、梶原先生から言われた一言

あんた誰?

梶原先生はこの時、酒を飲まれての発言だったのだが、この言葉が二人の関係にピリオドを打つ。

以後、二人は再び連絡を取り合うことなく、梶原先生は鬼籍に入られた。

時は流れ、パチンコのあしたのジョーは何度か作られるも、漫画のあしたのジョーのリメイクのオファーについては、講談社から何度か来るも、ちば先生は今現在、首を縦に振っていない。

その理由は、梶原先生から放たれた最後の言葉が

今も、ちば先生の古傷として残っているのからでは?と考えるのは僕の思い過ごしだろうか…

~明日に続く~

速報!!Sammyから来年販売されるCRあしたのジョーは、新枠でデビューする可能性が激高!

続報に期待しよう!

この情報を提供して下さったのは

中古販売業者
㈱ライム
カリスマメール氏

業界歴25年の大ベテラン業界人であり、業界人倶楽部内にて、僕も氏からいろいろ勉強中です。

カリスマメール様

この度は貴重な情報をご教授下さってありがとうございました。