梶原一騎先生のパチンコ業界における業績は…(その12) | 不屈座のブログ

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話が脱線したが、少年キングの柔道一直線が地味ながらも4年以上の連載に対し

TVドラマの柔道一直線は、派手で

実写スポ根作品の第一号にあたる(アニメは巨人の星)。

まさに梶原先生はスポ根ブームの生みの親と言っても過言ではないだろう。

おまけにTVドラマの柔道一直線を放映した東映も、これを機に特撮に力を入れていく(東映の次の特撮作品は仮面ライダー)。

当時の世の中を見ると、それはもう日本は、梶原先生による経済効果が蔓延していたのではないだろうか?

柔道一直線のキャストで一番出世したのは

近藤正臣演じる結城真吾と、佐々木剛(2号ライダー)演じる風祭右京だが

実は原作にこのキャラクターは存在しない。

原作に登場するのは

右京真吾

であり、東映が名前をバラして2人のキャラクターに仕立て上げたのだ。

もし、右京真吾というキャラクターの配役だったら近藤正臣か佐々木剛のどちらかは役がなかったことになり、下手をすると

仮面ライダーは本郷編の13話で終了していた可能性がある。

また13話と言えば、実は柔道一直線も当初、13話分の放送枠しかなかったが(妖術武芸帳の打ち切りに伴い急遽誕生した) 、いざ放映すると視聴率が文句なしだったため放映延長に至る。

この作品には、特撮番組に出演した役者も多く、有名どころでは

千葉真一→七色仮面(新)
牧冬吉→白影
岸田森→怪奇大作戦の牧
畠山麦→キレンジャー
石田信之→ミラーマン
真山譲次→ハカイダー

そして倉田保昭は牙狼~金色になれ~の大当り後ヤミテラスを賭けて戦う

尊士

である。

こんなコンテンツ力のある作品を、パチンコ化しないのは、勿体ないと思うのは僕だけだろうか?

もし、柔道一直線をパチンコ化するのなら…

版権料など安く済ませるのならマンガ版がベストだし、稼働を重視するのならTVドラマ版をパチンコ化するのがベターだと思う。

~明日に続く~