今回の中編part2では、社会問題になったあの事件が中心になりました。
事件簿No.7
ベネッセ個人情報漏洩事件の犯行動機がパチンコの借金返済のため(7/18東京)
この事件は7/9に社会ニュースとなり、7/17にベネッセの子会社の派遣社員による犯人逮捕に至ったわけですが、その動機がパチンコの借金返済によるものという、関係者にとっては非常にショックな出来事でした。
参考までに今回情報が漏洩した内容は
氏名、住所、電話番語、子どもの生年月日・性別といった個人情報のみで
身体に関する情報やクレジットカード番号や金融機関の口座情報などは一切ありません。
まさか!?社会問題になった事件にまで、(根深いところで)パチンコが関わっていたとは…正直言葉が出ません。
事件ばかりがクローズアップされていますが、我々パチンコ業界側の人間としては、犯行動機の密接ぶりに怒りと悲しみしか湧きません。
どうような事件でも
事件の影にパチンコあり
と言われない世の中になってほしいと心から思いました。
事件簿No.8
出水のホール強盗事件が無事解決に(7/18鹿児島)
これは5月の事件簿No.3でも取り上げましたが、売上金運搬中の従業員らを襲い、現金1千数百万円が入ったバッグを奪った事件でした。
この事件、4人による実行でしたが、実際に逮捕されたのはナント11人でした。
しかも主犯は、茨城県在住の暴力団員でした。
他にも東京や福岡など4都道府県在住の男女(20代~60代)と大がかりなグループ犯行によるものでした。
11人は実行役や見張り役など役割分担をし、新幹線などで逃亡していたそうです。
犯行から2ヶ月近く経ってからの逮捕ですが、無事に解決して何より、お見事です。
それよりこの事件を通じて思ったのは、犯人が自分と事件の関連性を薄めるために、ここまで離れた場所で実行するのか…と半ば呆れました。
計画的犯行だと思いますが、その緻密ぶりは、もっと他の部分で頑張ってほしかったと個人的には思いました。
事件簿No.9
ホール店員のスカート盗撮未遂で会社員逮捕(7/19金沢)
この事件、20代の女性スタッフの下着を盗撮しようとしていたそうで
県迷惑行為等防止条例違反
の容疑で逮捕でした。
犯行時刻は、午後2時15分ごろで、手口が
小型カメラのレンズ部分を足の爪先に隠し、穴を開けた靴を、女性店員のスカート下に、下着を盗撮しようとした
カメラ本体はズボンのポケットに隠し、レンズ部分をコードでつないで操作していたとのこと。
男性スタッフが気付き警察に通報で無事逮捕に至りましたが…
コレ貴方のホールで行われた場合、貴方はどう対処しますか?
あってはイケないことですが、対応マニュアルは作っておくべきだと思います。
しかし…まさかホールが盗撮場所に使われるとは。
セキュリティが万全だからと油断してはイケないエピソードの事件と言えそうですね。
~明日(後編)に続く~