2年前と今回の新内規改正の大きな違いは…(その1) | 不屈座のブログ

不屈座のブログ

ブログの説明を入力します。


ちょうど2年前の今頃、新内規機種がデビューし(てい)たことを皆さんは覚えているだろうか?

大分、省略した説明になるが、電チュー賞球をそれまで3個だったのを、2個又は1個に減らして、その分大当り出玉や速度に還元するシステムだった。

当時の対象スペックは主にMAXタイプだったが、中にはミドルタイプやライトミドルタイプもあった。

早い話、甘デジ以外は全てのスペックに可能性を求めて、幾つかの(重要※全メーカーではない)メーカーが

砂金を求めて我先に勤しんだ。

しかし…現在は電チュー賞球からの2個返しの機種が存在しても、1個返しの機種は生産されていない。

1個返しの最後の頼みの綱だったメーカーの大一は

CRバイオハザード

を最後に

加速装置

搭載を断念したように思われる。

※大一は、今年になってから氷川きよし、中森明菜、忍者ハットリくん、そしてまもなくCR戦国維新ダイショーグンがデビューするが、いずれも電チュー賞球1個返しの台は存在しない。

中森明菜はともかく、忍者ハットリくんが搭載されなかった時点で、もう路線変更と見なしてよいのかもしれない…

バイオハザードは去年末のデビュー機種なので

実質、今年になってからの賞球1の機種は各社

採用ゼロ

である…

実は、この件については、個人的に興味があって過去、パチンコニュースを手掛ける以前に

賞球1の人気ぶり

について個人研究をしたことがある。

その時の最終回答が

ホール側:出玉を削ることが出来ないため不評

ユーザー側:玉の現状維持がやっとで増やすことが出来ないため不評、と

双方から嫌われてたのである。

ところが、当初の賞球1の採用理由は、前述したが、玉を減らさずに次回大当りが早く来ることだった。

なのにホール側もユーザー側もお互いの希望に沿わないゲーム性故に、この路線は締結してしまった。

更に複数の大手メーカーが、自社の看板機種に賞球1の台を搭載しなかったのも大きい。

こういう背景というか、賞球1の衰退実情を僕は知っているだけに

今回のライトミドルや甘デジの新内規機種がデビューするといっても

以前のように、心から応援する気にはなれないのである。

このように僕の心には黒雲が覆っていた。

next