ゲーム性にも力を入れており、確変を賭けた直撃リーチがユニークなのである。
その説明をする前に…
ここで、いきなり他社の機械を引き出して申し訳ないのだが
タイヨーエレックのCR秘密戦隊ゴレンジャーでGOGOチャンスという、大当り直撃演出があるのだが、右の羽が一瞬しか開かず、ナビタイミングが悪いためなのか、メーカーの設定値以上に大当りにならなかったのである。
これが理由の全てではないが、ゴレンジャーはメーカーが期待していた以上の稼働は出来なかった。
恐らくだが、奥村はこの演出の弱点を自社のリーチ演出に仕立てて
直撃リーチによる成功の割合を上げたのだろう。
実際に試打をかなりの時間させてもらったのだが
この演出からの大当りが、かなりの数になった。
この演出、三姫アタッカーリーチというのだが
リーチになった時点で
小当たりor5R大当り
そして、最初の敵攻撃に耐えた時点で、5R大当り(※ただしこの時点で確変突入確定ではない)が保証され
更に最後の忍法発動でボスを撃破したら確変(三姫RUSH)に突入する。
注意したいのは、忍法を発動しても勝利確定ではないことだ(※勝率は90%近くあるが正式な数値は現在不明)。
個人的な感想で申し訳ないのだが、実はこの
最終戦で忍法を発動したにも関わらず敗北という
不条理
な体験を一度でもした人が、この台の魅力を理解しようとせずに、そこで止めるのではないだろうか?
それならば、三姫繚乱は、そういうゲーム性だと、その人が理解していたら、また感情も違うのではないだろうか?
そのような懸念を僕は持ったために、今回ばかりは橋渡し役として解説させて頂いた。
メディアの役割…
それはバレーで例えるのなら、メーカーがアタッカー、メディアはセッターであり
メーカーが気持ち良くアタックできるパスボールを放てる黒子であること…
これが僕の業界人として見つけた答えだった。
三姫繚乱の詳しい演出については、導入直前にもう一度掲載を考えており、今回は読者の皆さんに
まずは三姫繚乱のポテンシャルと、ゲーム性
を頭の片隅に入れてもらえば嬉しく思う、本気で!!