話は前後しますが、パチンコ税に関しては、僕自身、初めて耳にしたのが5年半ほど前でしょうか。
ちょうどカジノ(法案)に関する話題も初めて聞いて間もなくの頃だったと思います。
その後は全然耳にせず、今年になって一度耳にしたのですが、それは6月ではありませんでした。
そして今回…
仮にパチンコ税が創設されるという前提で話を進めますと
僕自身は、業界側より2つの要望が認められるのなら…
の条件付きでパチンコ税の創設に賛同します。
2つの要望…それは
1、パチンコ税の一部をパチンコ依存症を治す機関にも充てること
2、日本におけるパチンコホールの株式上場を認めること
ですね。
どちらも改めて説明するほどのものではありませんが
1はパチンコ依存症を正面から取り組む医療専門機関の誕生を願っての考えであり
2は過去、ピーアークがパチンコ業界のイメージチェンジをはかるため、東証に上場しようと申請しましたが却下されました。
理由はビジネスモデルの実態を考えた場合、三点方式に問題があり、日本の法律上、私営ギャンブルは禁止しているため、解釈次第で違法業と考えられる業種を上場させることは認められない、でした。
しかし、パチンコ税の誕生で三点方式が消滅したのに、株式が不可…はおかしいですよね?
そろそろ
『ただちに違法にはならない』
の言葉が常に付きまとう、三点方式の亡霊から解放されたいと思うのは僕だけではないと思います。
一方、今回パチンコ税が創設される背景で一番気になったのは
法人税率下げ減収の穴埋め
を個人に課す形によるパチンコ税の誕生には、僕は正直反対です。
理由は、特定の業種のみに、税負担をさせるのは、税の公平性に反する考えからです。
…
……
というわけで、あくまでも僕の考えは、パチンコ税が誕生した後のフォローも国が全て行った上、での賛成になります。
最後にこのデリケートなお話で、僕が一番勉強になったのは、先人の関係者の皆様の思想が(大まかですが)読み取れたことでしょうか。
そういう意味で、今回、この問題については、僕もかなり勉強しましたよ、本気で!!