取材が実現しなかった理由は…
当時のパチンコ熱を思い出してほしいのですが、現在とは違い
MAXタイプの新台が、出る台、出る台どれも客付きがよく、MAXタイプの黄金期と言ってもよい時代でした。
そんな当時、パチンコ依存症(者)に対しては誰も見向きもしない
何だろ?臭いモノには蓋をしろ、と言わんばかりに
パチンコ依存症(者)そのものが、存在していない…
そんな『見ないふりの時代』だったような気がします。
早い話、パチンコ依存症というのは、業界内においては、タブー扱いされていたのだと思います。
その原因を一口で語れば、パチンコ依存症が治療で治ることは…
パチンコをしない人となり、早い話、業界に対してお金を落としてくれない、を意味します。
そのような人が一人でも出たら(業界としては)困る!
これが当時のパチンコ業界側の(多くの)考えだったと思います。
これはホール(&メーカー)に限らずメディアもそうでした。
当時のメディアはリカバリーサポートネットワークの存在をほとんど無視していたようにも思えました。
なので、業界としては、そんな人は存在しないからサポートをする必要性もない…
これが皆さんの知らないところでの業界側の総意(に近い考え)だったのです。
あんまり身内を非難するのは心苦しいのですが、
当時は我が身可愛さ故にエゴに走っていた時代だったのでしょう。
今なら立場的にも分かるのですが、当時はそんな狭い了見で物事を捉えていた業界に対し
不快な思いで一杯でした。
僕は基本的にパチンコの楽しさを伝えるのが、僕の仕事だ!と理解していますが、現在は
パチンコの楽しみだけではなく、リスクもユーザーにキチンと伝えるべきだ!
の考えに至っております。
だから、僕が新台を紹介する着眼点としては、
その台がどんな台であるのか?を出来る限りキチンと伝える
なんです。
そういう意図の元で、僕はこのパチンコニュースを作っているつもりなんです。
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