今月上旬にデビューしたサンセイのCR BE‐BOP~壇蜜与太郎仙歌~ですが、最近の台には見受けられない
運命に翻弄された機種
と思えるのは僕だけでしょうか?
デビュー前は、パチンコユーザーはもちろんホール関係者からも熱いラブコールが集中し
デビュー後は、どちらからも非難が集中し、牙狼外伝よりも早期の客離れが生じたりと(早いところでは二日目に…)
前機種のマイナスイメージがBE‐BOPにも累積されるようにと被さり、これも稼働寿命を短くした要因なのか?と思うと同情せざるを得ません。
ただ、BE‐BOPが非難されても仕方がないと思えるのは
ライトミドルスペックで、まとまった出玉を得られる
を全面的にアピールしていたことでしょうか…
このスペック実は、大当り40回でワンセットになるリミット機種なんですが
その突入率が44%で、平均出玉が6000発に対し
通常の56%を引くと出玉はゼロに等しいのです。
つまり、出玉のオールorナッシングという言葉が相応しく、その実質突入率は、実に1/454と
MAX機種打っているのと変わらない確率だったりします。
更に時短の引き戻しで、ワンセットボーナスが上乗せされる!といっても
時短回転は最長26回転しかないため、時短引き戻し率が、最高でも8%しかなく
平成の一発台(苦笑)
と僕は思って怖がって外野からこの機種を見ていました。
裏を返せばこの機種は連チャンの可能性が極端に低く、それがへビーユーザーに受け入れられなかった、と僕は分析をしているのですが…
それとスペックの光の部分ばかりを語り、影の部分はおざなりにされていたことも、機種のイメージを悪くした一因もあるかもしれません。
しかし、逆にスペックの正体が世間に浸透した頃には
『サラリーマンが短時間で勝負できる機種』の口コミも広がったのか、一定層のユーザーができました。
更にデビューから一週間で中古業界でも値崩れしていたのが、ちょうど同じ頃、値下がりもストップし、来月に中古売買による新台デビューする店舗も出現したりと、BE‐BOPの評価の見直しが差し掛かったところで…
致命的なニュースが業界に流れました。
実はBE‐BOP、ホールの知らないところで、ゴト(不正行為)被害が少しずつ広がっているみたいなんです…(滝汗)。
具体的な手口はまだ分かっていないのですが、仮に糸付き玉を誘導して電サポ部分だけで抽選し続けると…
1/454ではなく、実際の1/199の確率でジャックポット(40回ワンセット大当りのこと)に入るのですから、まとまった出玉も伴い、これは
驚異的なゴト
といえるでしょう。
なので…世間の知らないところで、この事件がきっかけにBE‐BOPは今後再び逆風が来る可能性が非常に高いのです(しみじみと)。
思えばBE‐BOP…
初代がデビューした時のゲーム性はなぜか時代劇だったり、今回の檀蜜とタイアップしたり
どうしてこんな組み合わせになるの?
と疑問に思う人もいるかもしれません。
その理由ですが、当局の指導によりタイトルにハイスクールが付けられない以上何らかの変化を伴ってしまう
と、初代稼働の頃にメーカーの方から教わりました。
だからBE‐BOPは二度とパチンコ化は無理だろうな…と思ったら再びパチンコになると初めて聞いた時は我が耳を疑いましたよ(笑)。
しかもこれがまさかの檀蜜とタイアップとは(苦笑)。
そんな舞台裏もあり、永遠にCRBE‐BOPハイスクールと名乗れない台
それがパチンコBE‐BOPの宿命なのかもしれません…
個人的にはパチンコ遊技において240度の角度を眺めることを初めて可能にした機種ですので
この騒動を乗り越えてこれからもホールでたくましく生き延びてほしいと、切に思います、本気で!!