パチンコニュースの記事作成にあたって、去年の業界資料を整理してましたら意外な動向を発見しました。
平和とニューギンに続きSANYOまでもが毎月の機種販売合戦に参入していたのです。
これはもう立派なメーカーの販売営業戦略と捉えて問題はないかと思います。
具体的には、この三社は去年
平和+アムテックで18機種
SANYO+サンスリーで16機種
ニューギン+エキサイトで14機種
(※時差遅れの甘デジ販売も含む)と、平均すると各社が月一台以上を販売している計算になります。
ただ、この営業戦略を販売実績として見てみると…
2013年の三社の販売台数は上から
SANYO+サンスリーの42万3千台(1位)
平和+アムテックスは17万台(6位)
ニューギン+EXCITEは14万1千台(7位)
となり、営業努力が必ずしも実に結んでいるとは言い難く、メーカーにとってもパチンコ機種の販売が、現在は如何に厳しい時代かを物語るデータでもあります。
ところでSANYOが去年あたりから月間リリースを始めた背景には、ライバル会社である京楽の存在だと関係者から教えてもらいました。
上記のデータのようにSANYOは年間売上No.1メーカーですが、京楽はオッケーと併せて41万4千台を販売している2位のメーカーであり
その差はわずか9000台だったのです。
京楽は販売種類こそ少ないながらも、一機種一機種が大物機種なだけにSANYOとしては、年間タイトルの維持に向けて、隙間をつついて、今年もハイペースの販売戦略を継続していくみたいです。
今年は1月から順に
新清流物語(甘デジ)
海物語アクア
スーパー海物語IN沖縄3桜バージョン
がデビューし、今後も
5月
咲~Saki~
アタックNo.1(甘デジ)
6月
回るんパチンコ釣りバカ日誌2・釣りと愛の伝道師
海物語アクアwith吉木りさ(甘デジ)
更に7月には新しい海も販売すると言われてますし、その後に聖闘士星矢(甘デジ)と、現在の時点で6機種の手持ち駒があるメーカーは珍しいですね。
今年は販売機種類までもSANYOが平和を抜かしNo.1を狙えるか?と思ったら…
今年は藤商事までも販売合戦レースに参戦してました(苦笑)。
実は6月までの機種類別販売(予定)メーカーNo.1は藤商事(8機種)であり(SANYOは7機種)、更に検定通過の手駒も2機種確認しているだけに、SANYOの野望に待ったをかけているようにも思えます。
さあ、果たしてSANYOは今年も年間売上No.1の座を守れるのか?そして年間販売機種類のNo.1も射止めるのか?僕もソコが知りた~い(笑)。