6/2に大一のCR忍者ハットリくん~科学忍法VS忍の術~は、MAXタイプと1/249タイプの2種類が同時デビューします。
忍者ハットリくんは過去2回パチンコ化した際には、どちらもミドルタイプだっただけに、個人的にはスペックの変化したハットリくんに注目をしたいなぁ、と資料に目を通して見たら…
あれれ?
MAXタイプのスペック詳細を初めて見た時、誤植じゃないの?
と思いました。
といいますのも
大当り確率:1/399.61
確変中:1/54.61
確変突入率:80%
賞球数:3&7&10&14
ラウンド数:8or16R
カウント数:9C
時短:0or10回転
振分け
ヘソ
16R確変(実質12R):2%
16R確変(実質8R):58%
16R確変(出玉無、電サポ有):10%
8R確変(出玉有、初回電サポ無):10%
8R通常(時短10回):10%
8R通常(時短無):10%
電チュー
16R確変:65%
8R確変:15%
8R通常(時短10回):20%
とあり確変終了時も出玉が保証されるので、最低でも1000発近くはあると僕は思ったのです。
ところが、8R出玉数を何気に確認したら
約500発…
は?
16Rが2000発なのに、どうなったらそんな数字になるの?
と何度もスペック表を確認してようやく答が分かりました。
賞球数:3&7&10&14
上の7と14の数字にご注目!
実は今度の忍者ハットリくんにはアタッカーが2つ(下と右上)あり
賞球の14は、右上(電チュー入賞大当り)の16R確変:65%のみの対応であって
残り(8R)は全て下アタッカーで消化し賞球数は
ナント7個だったのです!
つまり8ラウンド×9カウント×7賞球=504発
となり、これは決して誤植ではないのです。
マジですか大一さん!
これなら素直に4R×9C×14でイイじゃないですか!!
これには4R大当りはありません、最低でも8R大当りですよ~
と、少しでも自社の機種を良く見せたい気持ちは、よ~く分かりますが、当たった後にユーザーが出玉の少なさで不快感を与えることには目を配れなかったのでしょうか?
もしかしたら最低ラウンドが8Rだったから打ってみたって人もいるかもしれないじゃないですか!
個人的には、業界のこんな小さな積み重ねが、今のパチンコユーザー離れの一因を招いているような気がして実に残念だと思います。
なので、今これをご覧の皆様、忍者ハットリくんの8R出玉大当りは、通常機種でいうところの4R分に該当すると思って実戦してほしいと思います、本気で!!
※本来でしたら触れない方が賢いのかもしれませんが、パチンコジャーナリストを目指す以上、ここは避けては通れぬ道とも思い、あえて今回書かせて頂きました。
関係者各位のご理解とご協力をお願い申し上げます。