僕は5人の業界関係者から呪怨の客離れ理由についてそれぞれ思うところを聞いてみたところ
4人がST機じゃなかったから…でした。
更にもう少し細かく語ると…
「呪怨は当時、後継機というキャッチコピーが独り歩きし、誰もがリングの後継機と思っていたはず。なのにST機じゃなく確変機というのならそんな言葉はいらないよね」
「今のMAXの主流はSTだし、そうじゃないのならせめてバトルタイプで出さなきゃ。ただの確変抽選でどこが興奮できるの？」
といった手厳しい声もありました。
残る1人の意見は…
「AKBで流行ったRTC機能を取り入れたのは良いけど、それで黒猫の鳴き声ってどうなの？普通、黒猫って縁起が悪いイメージがあるよね。メーカーは当然客付きが良くなるように…の演出なんだろうけど、これが逆に客を逃がす演出になっていた気がする。蛇足だよ」
でした。
幸か不幸か液晶演出の不満は誰一人としてなく映像面では合格レベルの呪怨。
後はリング同様STであれば本当にヒットは約束されたのでしょうか？
いや原因はもっと他の何かではないのか…？
ハッキリ言います。
呪怨には従来のパチンコにはなかった斬新な予告演出がありました。
しかし、それはある意味反則技であり、それがかえって客離れの一因に繋がったのではないか？と僕は分析しています。
その演出とは…
続く。